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【ロマン】Fire HD 10 Plusでレトロゲームを遊ぶ方法

Fire HD 10は格安で買えるコスパの高いタブレットですがAmazon App Storeでは遊べるゲームが少ないです。

Google Playを導入してゲームを増やせるんですが、今回はあえてロマンを重視してレトロゲームで遊べるようにしてみました。

スーパーファミコンを遊べるFire HD 10制作に挑戦します。

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Fire HD 10 Plusの不満

皆様ご存知、 Amazon Fire HD 10は、 格安で買えるお手軽なエンタメタブレットです。

エンタメの内容としては、映画、 ドラマ、アニメ、ゲーム、 そういった多くのエンターテイメントコンテンツを楽しむことができます。

そんなエンタメ対応機器の Fire HD 10ですが、 不満もあります。

不満を挙げたらキリがないんですが、一番の不満はゲームです。

というのも、 知っている人も多いと思いますが、 非常に遊べるものが少ないんです。

Amazon AppStoreのゲーム

Google のゲームコンテンツと比べると、 圧倒的に少ないですね。

それぞれのトップセールスランキングを比較してみました。

プロ野球スピリッツとか共通しているアプリはあるんですが、 全体的に言うと Google Play には最近人気のゲームが勢ぞろいしています。

それに対して Amazon では一昔流行ったものや日本ではあまり人気のないものがトップセールスに上がっていたりします。

これは Amazon でのゲームの種類が少なすぎるのが原因です。

Google Playでゲームを増やす

そこで Google Play を導入して、遊べるゲームを 増やすことができます。

Google Play の導入方法については、 の導入方法については外 の導入方法については、 リンクを参照してください。

Google Play を導入することで Amazon に頼らず、ゲームで遊ぶことができます。

ただ Fire HD 10はそんなにスペックの高いタブレットではないので、 10はそんなにスペックの高いタブレットではないので、 全てのゲームを快適に遊べるわけではないのは注意が必要です。

スマホゲームにはロマンが足りない

そんな、スマホ向けのゲームをFire HD 10で遊んでも、少しロマンが足りないですよね。

ロマンのあるゲームといったら何かを考えた時に、 やっぱりレトロゲームなんじゃないかなと思ってます。

最新のグラフィックゴリゴリの件はまず動かないし、 クラウドゲームは満足に動かせる環境になってもいないです

レトロゲームといったらスーパーファミコン

レトロゲームといったら何か、これをアンケートをとってみました。

そこで 意見が多かったのがスーパーファミコンです。

この結果から、 レトロゲームといったらスーパーファミコンという意見が多かったです。

そこで今回は、 大人のロマンとして、 Fire HD 10で、スーパーファミコン遊ぶ。

この挑戦をしていきたいと思います。

ゲームの調達

まずは遊ぶゲームソフトの調達が必要です。

ゲームソフトはブックオフとハードオフで購入してきました。

昔のゲームだから、すごく安いんでしょと思っていましたが、 とんでもない高値がついているソフトもあったりしてびっくりしますね。

レトロゲームという世界は非常に奥が深そうです。

今回準備したのは、 スーパーファミコンの 歴代売れ筋ランキングの上位に来ているソフトをセレクトしました。

マリオカート、 クロノトリガー、ドラクエ、スーパードンキーコングですね。

カセットのまま遊ぶことはできない

Fire HD 10で遊ぶと言っても、このままで遊ぶことはできません。

Fire HD 対応これらのソフトを取り込むことが必要です。

単純なイメージとしては、 カセットからデータをパソコンに取り込み、パソコンから Fire HD 10へデータを移す必要があります。

まずは パソコンへの取り込みが必要です。

カセットをパソコンへ取り込む

そこで準備したのがこれらのアイテムです。

レトロベースダンパーv3と、 SFCプラグインアダプター v2.1です

こういうのって、 秋葉原の路地裏とかに売っていそうなイメージでしたけど、 最近は Amazon で普通に買えちゃったりします。

Amazon って超便利ですね。

レトロベースダンパー V3は、MD用吸出し機器で、USB-B to USB-Aケーブルは付属無し。

ケーブルは別で買う必要があります。

SFCプラグインアダプター V2.1は、SFC用吸出し機器、レトロベースダンパー V3に増設するタイプの機器です。

基盤がむき出しで取り扱いには注意が必要です。

静電気対策は必須。

端子部分や、 部品部分を直接触らないようにしないといけないですね。

自作パソコンとかできる人は扱いは大丈夫だと思います。

それ以外の人には、あまりお勧めできる機器ではありません。

データの吸出し

それでは、 PCに 接続していきます。

ダンパーにSFCプラグインを接続。

SFCプラグインにカセットを接続。

USBケーブルでPCと接続。

この手順で接続します。

先にPCへUSBケーブルを接続したした後にカセットを接続するのはNGです。

接続できる場合がありますが、本来の使用方法ではないので壊れてしまっ可能性があります。

再接続する場合は、USBケーブルの抜き差しをしたあとで行います。

次は PC での吸出し作業です。

ソフトはRetroDumper公式サイトから入手

[Info]でカセット情報を取得

カセット名が表示されていればOK

[Dump]でファイル化が開始されます。

出来るファイルは数MB程度です。

データのチェック

次は、データのチェックです。

カセットは古くて汚いので端子が汚れてしまっている場合があります。

そうすると、ファイル化に失敗する場合があります。

そんなときは、データが吸い出せたかチェックするソフトでチェックします。

ROM Checkerは正常に吸い出されているか確認できるソフトです。

これが、チェック画面ですが、最後の方のチェックサムが一致していればOKです。

データが壊れていたら?

もし、チェックサムが一致していなくてデータが壊れている場合、カセットの端子部分の掃除をします。

正しい手順か、微妙ですがCREのコンタクトスプレーを準備。

綿棒の先にスプレーをかけて、カセットの端子部分をゴシゴシこすります。

そうすると、綿棒の先が黒くなります。

だいぶ汚れていますね。

10年以上も掃除をしていないですから、汚れていても仕方がないですね。

とにかく、端子部分の掃除を行います。

あまり力を入れずに、根気よく優しくゴシゴシするのがコツです。

力を入れすぎて壊れても困るからね。

専用の復活剤

用途に合っていないと思ったら、専用のレトロゲーム復活剤なんてのも売っています。

こういったものを使うと良いのかもしれません。

私の場合、コレを使わなくても端子は復活できました。

カセットの再接続

読み取りが上手くいかなかったカセットを再度接続します。

程よくカセットを掃除したら、再度カセットを接続してデータの取り込みます。

ROM Checkerで、チェックサムが一致するまで掃除とデータ取り込みを繰り返します。

根気がいる作業なので、一番の難関かもしれないです。

Fire HD 10の準備

次は Fire HD 10の準備をしていきます。

事前に Google Play をインストールしておきましょう。

Google Play のインストール方法についてはリンクを参照してください。

次は Google Play ストアの中から、RetroArch Plusを検索します。

このアプリをインストールします。

RetroArchとは、 様々な機種のエミュレーターを動かせるアプリです。

SFC/FC

DS/3DS

GameCube/Wii

PS/PS2/PSP

etc…

様々なゲームを動かすことができるアプリです。

RetroArchの起動

それではRetroArchを起動します。

まずはコアをロードします。

コアとはエミュレータ本体のことだと思ってください。

最初は何もコアが無い状態なので、SFCが扱えるコアをダウンロードします。

Nintendo SNES SFC SNES9X と表記されたものを選びましょう。

私は、2010を選びました。

バーションによって再現度とか重さが変わったりするんじゃないかな。

次は Fire HD 10にファイルを送ります。

今回は USB C ケーブルでデータを送っていきます。

保存場所としては、レトロアーチのフォルダーのどこかに保存しましょう。

次はコンテンツをロードしていきます。

先ほど保存したゲームのデータの場所を開いていきます。

保存した場所正常位開くことができれば、ファイルを表示することができます。

あとはゲームのファイルを開いてゲームを開始していきます。

ソフトウェアパッドでコントロール

コントロールは、ソフトウェアパッドで操作します。

アナログスティックも搭載していますが、使い所はありません。

LRボタンが押しにくくて、十字キーも押しにくいですね。

ソフトウェアパッドで遊ぶのは正直厳しいと思います。

これは残念ですね。

物理コントローラーが最高

手持ちのBluetoothコントローラーを試していきます。

オススメはXBOX Series Xコントローラーですね。

XとY、AとBの位置が逆転しているので設定が必要です。

PC、Android、iPhoneにも使える汎用コントローラーなので、一家に一台あると便利です。

RetroArchは様々な機器に対応

RetroArchは他にも対応コアがいっぱいあります。

SFCの他にも、

FC/Virtual Boy

DS/3DS

GameCube/Wii

PS/PS2/PSP

etc…

様々な機器にも対応しています。

要望があれば試していきたいです。

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  • この記事を書いた人

桜島

三度の飯よりレビューが好きなブロガー&YouTuber。 ガジェット、通信機器、半導体関連の有益な情報や体験を発信しています。

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