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【ロマン】Fire TVでスーファミのレトロゲームを遊ぶ方法

Fire TVは格安で買えるコスパの高いストリーミング機器ですが、遊べるゲームが少ないです。

Google Playを導入出来ず、スマホのゲームが出来ないのでゲームは絶望的です。

しかし、工夫することでロマン重視のレトロゲームで遊べるようになります。

今回はスーパーファミコンが遊べるFIre TV制作に挑戦します。

動画で解説

Fire TVの不満

皆様ご存知、 Amazon FireTVは、 格安で買えるお手軽なテレビ向けのエンタメ機器です。

エンタメの内容としては、映画、 ドラマ、アニメ、ゲーム、 そういった多くのエンターテイメントコンテンツを楽しむことができます。

そんなエンタメ対応機器の Fire TVですが、 不満もあります。

不満を挙げたらキリがないんですが、

一番の不満はゲームカテゴリです。

知っている人も多いと思いますが、 非常に遊べるものが少ないんです。

Google Playは導入できる?

Google のゲームコンテンツを使えればよかったんですが、Fire TVにGoogle Playは導入できないようです。

Chromecast with Google TVからナントカするとナントカなりそうですが、今のところ確立していないようです。

そこで、野良アプリを利用してゲームができないか試していきました。

ロマンのあるゲーム

そんなFire TVでスマホ向けのゲームを遊んでも、少しロマンが足りないんじゃないかと思いますよね。

ロマンのあるゲームといったら何かを考えた時に、 やっぱりレトロゲームなんじゃないかなと思ってます。

最新のグラフィックゴリゴリの件はまず動かないし、 クラウドゲームは満足に動かせる環境になってもいないです。

レトロゲームといったら何か、 意見が多かったのが、 スーパーファミコンです。

そこで今回は、 大人のロマンとして、 Fire TVで、スーパーファミコンで遊ぶ。

この挑戦をしていきたいと思います。

ゲームの調達

まずは遊ぶゲームソフトの調達が必要です。

ゲームのファイル化は以前のFire HD 10でのそれと同じ流れです。

ゲームソフトはブックオフとハードオフで購入してきました。

昔のゲームだから、すごく安いんでしょと思っていましたが、 とんでもない高額の音がついているソフトもあったりしてびっくりしますね。

レトロゲームという世界は非常に奥が深そうです。

今回準備したのは、 スーパーファミコンの 歴代売れ筋ランキングの上位に来ているソフトをセレクトしました。

マリオカート、 クロノトリガー、ドラクエ、スーパードンキーコングですね。

ゲームの取り込み

Fire TVで遊ぶと言っても、このままで遊ぶことはできません。

FireTVで動かせるようにソフトを取り込むことが必要です。

単純なイメージとしては、 カセットからデータをパソコンに取り込み、パソコンから Fire TVへデータを移す必要があります。

まずは パソコンへの取り込みが必要です。

ゲームを吸い出す機器

そこで準備したのがこれらのアイテムです。

レトロベースダンパー v3と、 SFCプラグインアダプター v2.1です

こういうのって、 秋葉原の路地裏とかに売っていそうなイメージでしたけど、 最近は Amazon で普通に買えちゃったりします。

Amazon って超便利ですね。

レトロベースダンパー V3は

MD用吸出し機器

USB-B to USB-Aケーブルは付属無し

別で買う必要があります。

SFCプラグインアダプター V2.1は

SFC用吸出し機器

レトロベースダンパー V3に増設するタイプの機器です。

基盤がむき出しなので取り扱いには注意が必要です。

静電気対策は必須

端子部分や、 部品部分を直接触らないようにしないといけないですね。

自作パソコンとかできる人は扱いは大丈夫だと思います。

それ以外の人にはあまりお勧めできる機器ではありません。

PCへ接続

それでは、 PCに 接続していきます。

ダンパーにSFCプラグインを接続

SFCプラグインにカセットを接続

USBケーブルでPCと接続

この手順で接続します。

先にPCへUSBケーブルを接続したした後にカセットを接続するのはNGです。

接続できる場合がありますが、本来の使用方法ではないので壊れてしまう可能性があります。

再接続する場合は、USBケーブルの抜き差しをしたあとで行います。

次は PC での吸出し作業です。

ソフトはRetroDumper公式サイトから入手

[Info]でカセット情報を取得

カセット名が表示されていればOK

[Dump]でファイル化が開始されます。

出来るファイルは数MB程度です。

データのチェック

次は、データのチェックです。

カセットは古くて汚いので端子が汚れてしまっている場合があります。

そうすると、ファイル化に失敗する場合があります。

そんなときは、データが吸い出せたかチェックするソフトでチェックします。

ROM Checkerは正常に吸い出されているか確認できるソフトです。

これが、チェック画面ですが、最後の方の

チェックサムが一致していればOKです。

データが壊れていたら

データが壊れていたら

もし、チェックサムが一致していなくてデータが壊れている場合、カセットの端子部分の掃除をします。

正しい手順か、微妙ですがKUREのコンタクトスプレーを準備。

綿棒の先にスプレーをかけて、カセットの端子部分をゴシゴシこすります。

そうすると、綿棒の先が黒くなります。

だいぶ汚れていますね。

10年以上も掃除をしていないので、汚れていても仕方がないですね。

とにかく、端子部分の掃除を行います。

あまり力を入れずに、根気よく優しくゴシゴシするのがコツです。

力を入れすぎて壊れても困るからね。

専用の復活剤

用途に合っていないと思ったら、専用のレトロゲーム復活剤なんてのも売っています。

こういったものを使うと良いのかもしれません。

私の場合、コレを使わなくても端子は復活できました。

読み取りが上手くいかなかったカセットを再度接続します。

程よくカセットを掃除したら、再度カセットを接続してデータを取り込みます。

ROM Checkerで、チェックサムが一致するまで掃除とデータ取り込みを繰り返します。

根気がいる作業なので、一番の難関かもしれないです。

Fire TVの準備

次は FireTVへファイルを送る準備をしていきます。

今回は、わかりやすくUSBメモリーとOTGケーブルを準備しました。

OTGケーブルは、microUSBオス to microUSBメスで、途中にUSB-Aポート搭載しています。

USBメモリーは普通に売っている、8GBメモリーです。

FireTVの開発者オプションを選択。

ADBデバッグをオンにします。

次は、Fire TVからDownloaderアプリを検索してダウンロード、インストールします。

次はDownloaderアプリからURLを指定してRetroArchアプリをダウンロードします。

文字列を打ち込まないといけないので、リモコンで根気よく打ち込むか、USBキーボードやBluetoothキーボードから打ち込みます。

リモコンからだと発狂してしまうレベルでめんどくさいです。

ダウンロードするとインストールするか聞かれるのでインストールを開始します。

RetroArchとは、 様々な機種のエミュレーターを動かせるアプリです。

SFC/FC

DS/3DS

GameCube/Wii

PS/PS2/PSP

etc…

様々なゲームを動かすことができるアプリです。

次に、ES File Explorer Managerをインストールします。

検索してダウンロードします。

OTGケーブルとUSBメモリーを使ってFireTVと接続します。

USBに保存しておいたゲームファイルをこのアプリを使ってFireTVにコピーします。

ファイルは、わかりやすいようにRetroArchフォルダの下においておくと便利です。

RetroArchの起動

それではRetroArchを起動します。

まずはコアをロードします。

コアとはエミュレータ本体のことだと思ってください。

最初は何もコアが無い状態なので、SFCが扱えるコアをダウンロードします。

Nintendo SNES SFC SNES9X と表記されたものを選びましょう。

私は、2010を選びました。

バーションによって再現度とか重さが変わったりするんじゃないかな。

次はコンテンツをロードしていきます。

先ほど保存したゲームのデータの場所を開いていきます。

保存した場所を正常に開くことができれば、ファイルを表示することができます。

あとはゲームのファイルを開いてゲームを開始していきます。

それでは動作チェックをしていきます。

コントロールはどうする?

コントロールは、FireTVリモコンで操作します。

ボタンが少ないし、できることは限られるのでオススメはできないです。

手持ちのBluetoothコントローラーを試していきます。

オススメはXBOX Series Xコントローラーですね。

XとY、AとBの位置が逆転しているので設定が必要です。

PC、Android、iPhoneにも使える汎用コントローラーなので、一家に一台あると便利です。

RetroArchは対応機種がいっぱい

RetroArchは他にも対応コアがいっぱいあります。

SFCの他にも

FC/Virtual Boy

DS/3DS

GameCube/Wii

PS/PS2/PSP

etc…

様々な機器にも対応しています。

他の機種は、要望があれば試していきたいです。

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桜島

三度の飯よりレビューが好きなブロガー&YouTuber。 ガジェット、通信機器、半導体関連の有益な情報や体験を発信しています。

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