Fire TV

【レビュー】3ヶ月使ってわかったFire TV Cubeでできること

Fire TV Cube

インターネットから配信される 映像ビデオコンテンツを テレビを使って視聴できるのがFire TVシリーズです。

Fire TVシリーズには3機種あり最も高価な最上位機種のFire TV Cubeでは、どんなことができるのか気になりますよね。

今回は実際にFire TV Cubeを約3ヶ月使ってわかったこと、他のFire TVシリーズと比較して、あなたに合ったFire TVを見つけていきます。

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動画で解説しています。文章よりも動画で観たい時はこちらも観てください。

Fire TVシリーズ3機種を実際に購入

Fire TV Cubeが11月5日に発売され、おおよそ3ヶ月使ってきました。

Fire TV CubeはFire TVシリーズの中で最上位機種ということで、「Fire TVシリーズ史上最もパワフル」と謳われている注目機種です。

私の場合、家庭の事情で、Fire TV Cubeのみならず、現在販売されているFire TVシリーズ3機種を買うことになりました。

Fire TV Cubeの発売と同時に使い始め、おおよそ3ヶ月経ったので今まで買ってきた3種類のFire TVシリーズ(Fire TV Stick / Stick 4K / Cube)を比較して、レビューをしていきます。

Fire TV Cubeの特徴

Fire TVシリーズは、テレビと接続してAmazon Prime VideoやYouTube、Netflix、Hulu、AbemaTV、TVerなどの動画配信サービスやPrime Musicなどの音楽配信など、テレビで様々なコンテンツを楽しめるデバイスです。

今、販売されているのはFire TV Stick、Fire TV Stick 4K、Fire TV Cubeの3機種でFire TV Cubeはこの3機種の中で最上位機種です。

Fire TV Cubeの特徴は、Amazon Alexaを使った音声だけのハンズフリー操作と高速プロセッサ搭載によるレスポンス向上赤外線による機器制御です。

Fire TV Stickと4Kはテレビと直接HDMI接続できるスティックタイプですが、Fire TV Cubeはキューブ型の外見です。

Fire TV CubeもHDMI接続ですが、Fire TV Stickは直接HDMI端子に接続するのに対して、Fire TV CubeはHDMIケーブルを使ってテレビよりも30cm以上離れた場所に設置することを推奨しています。

Fire TV Cubeではハンズフリーで音声操作できるのがウリです。

テレビの音声が干渉してしまうと、うまく動作しなくなってしうのでテレビから離す必要があるみたいです。

開封

Fire TV Cubeを開封していきます。

内容は、下記です。

付属品

  • Fire TV Cube本体
  • 電源ケーブル
  • 拡張赤外線ケーブル
  • 有線LANアダプタ
  • Fire TVリモコン
  • 電池
  • 説明書

目新しいのはキューブ型の本体、赤外線延長ケーブル、有線LANアダプタですね。

Fire TVシリーズにはオプションで有線LANアダプタの販売されています。

高画質の4K動画を直ぐに再生させるには有線ケーブルはあったほうがいいアイテムです。

しかし、少し価格が高めだったので試していませんでした。

接続

Fire TV Cubeをテレビに接続してみます。

注意したいのが、Fire TV Stickは本体を直接テレビに接続できるタイプでしたが、Fire TV CubeはHDMIケーブルを引き回してテレビに接続する必要があります。

Fire TV CubeにはHDMIケーブルが付属しないので。自分で準備しておく必要があります。

私の場合アマゾンベーシックで買っておいたHDMIケーブルを使って接続していきます。

Fire TV Cubeの基本機能

Fire TV Cubeの基本機能は、Fire TV Stick 4Kとほとんど同じ。

Amazon Prime Video、YouTube、Netflix、Hulu、AbemaTVなどの動画配信がテレビで楽しめ、最高画質は4K/60p。Dolby Atmos音声などに対応しています。

Fire TV Stick 4Kはクアッドコアに対して、Fire TV Cubeではヘキサコアプロセッサを搭載。
起動速度や操作レスポンスが大幅に向上しています。

Fire TV Stick 4Kに比べて動作がより一層軽くなりました

Fire TV Stick 4Kでも不満はなかったですが、うれしい改善です。

Fire TV Stick 4Kと比べると、ストレージも8GBから16GBに倍増しているみたいです。

最も容量を食うゲーム関連をインストールしていないのであまり恩恵を感じないかな。

今までのFire TV Stickでも容量で困ったこと無いんだよね。

ストレージの様子がわかりませんが、ストレージが圧迫されないのは嬉しい改善です。

有線LAN接続で動画再生の速度が早くなるかな?と思っていたんですが、正直変わらない感じがします。

他の家電に干渉しにくい5GHz帯でアクセスポイントも近くにあるので、あまり変わらないと感じたのかもしれません。

環境次第かもしれませんが、正直、無線LAN接続でいいんじゃないかな?

無線LANの通信速度に不満があるなら有線LANの方が確実です。

Fire TV Cubeに話しかけるだけ動画が見つけられる

私が、この機種で最も注目していたのがこのフレーズ

Fire TV Cubeは、Alexaに話しかけるだけでPrime Video、YouTube、Netflixのお好みの映画のタイトルや動画を検索することができます。

今までのFire TV StickシリーズではPrime Videoを音声検索できるけど、YouTubeやNetflixを音声検索できなかったんです。

最も使うコンテンツがYouTubeやNetflixなので正直これは不満でした。

Fire TV CubeではYouTubeやNetflixを音声検索可能になったわけです。これに期待したい

Fire TV Cubeには、Alexaによる音声アシスタントと音声操作機能を内蔵。

Fire TVに話しかけて、操作が可能になりました。

Fire TV Stickシリーズはリモコンの音声操作ボタンを押している間だけ音声操作できましたが、Fire TV Cubeはリモコンが不要なわけです。

Fire TV Cubeの天板には、8つのマイクアレイを搭載し、ビームフォーミング技術を使い、遠隔音声認識が可能なので、雑音の中でも音声操作ができるらしい。

アマゾンプライムビデオを音声検索

プライム・ビデオを検索してみます。

今までのFire TV シリーズと同じようにアマゾンプライムビデオの動画を音声で検索、再生できます

詳しくはYouTubeにアップした動画で確認してみてください。

ネットフリックスを音声検索

ネットフリックスを検索してみます。

今まではアプリを立ち上げることはできても、音声検索できませんでした。

しかし、Fire TV Cubeでは、ちゃんと音声を認識し検索、再生してくれました

アマゾンプライムビデオを音声検索できるようになったのは大きな改善です。

YouTubeを音声検索

Fire TV CubeでYouTubeの動画を検索してみます。

動画を直接指定して再生させることは誤認識が多いですが、チャンネルを指定したり特定のキーワードを含んだ動画を検索してくれるのは今までのFire TVに無い機能です。

YouTubeの動画検索が捗りますね。

Fire TV Cubeで機器制御

Fire TV Cubeの目玉機能の一つ、機器制御です。

赤外線やHDMI経由でテレビやサウンドバー、AVアンプ、スマートホームデバイスをコントロールできます

テレビを付けたり、けしたり、音量上げたり、下げたり、ミュートしたり、音声で操作できるわけです。

HDMI 経由の操作はFire TV Stickシリーズに搭載されていなかったのは、不満でした。

(あとからFire TV Stick 4KでHDMI経由の操作が可能ということを知りました。)

HDMI 経由の操作はChromecastには搭載されていたので、音声操作でテレビをコントロールできるのは、すごく便利と思っていたからです。

テレビの識別は自動でメーカーを認識してくるので、手間いらずです。

自動ででてくるメニューから設定してもいいですが、Fire TVの設定からテレビの設定をすることもできます。設定変更もこっちでやっていきます。

このメニューで気づいたんですが、エアコンや扇風機のリモコンはメニューに無いので非対応な感じがしています。

テレビ周りのサウンドバーやAVアンプくらいしか対応して無い感じです。

せっかく赤外線搭載してるんだから、対応してくれよと思ったりします。

Fire TV Cubeで他の機器制御はアップデート待ちです。その代わり、今は他の機器を使って家電の制御をしています。

このあたりのスマートリモコンがあると、Fire TV Cube経由だけでなく、スマホや他のスマートスピーカー経由で赤外線対応機器の制御ができます。

私の場合、加湿器やエアコンの制御をこの機種でやっています。かなり便利なのでおすすめです。

スマートスピーカー

Echoシリーズと同じようにFire TV Cubeは単体で、スマートスピーカーとして動作するみたいです。

アマゾンミュージックで〇〇を再生してといった操作もできます。

ただ、Echoと全く同じかというとそうでも無い感じです。

まず、Fire TV Cube単体での音質が悪い

会話やアラーム程度の音声なら問題ないけど、音楽を聞くには向きません。

Echoシリーズを使いましょう。

あとはアレクサの外部スキルにすべて対応してるわけでは無いようです。

今後、アップデートしてくでしょう。気長に待ちましょう。

私の場合、他にスマートスピーカーを持っているのでFire TV Cubeをスマートスピーカーの代わりに使わなくなりました。

自分にピッタリのFire TV

かんたんですが、Fire TV Cubeを3ヶ月使ったレビューをしてきました。

どのFire TVを買えばいいか悩んでいるならこんな感じで選んでみてはいかがでしょうか?

Fire TV Stick

  • 4Kテレビを持っていない
  • フルHD解像度で十分

Fire TV Stick 4K

  • 4Kテレビを持っている
  • 4K動画を観たい

Fire TV Cube

  • ハンズフリー操作したい
  • 4Kテレビを持っている
  • 4K動画を観たい
  • 有線LAN接続で安定した通信したい
  • 赤外線でサウンドバー、AVアンプ、テレビを操作したい
  • この記事を書いた人

桜島

三度の飯よりレビューが好きなブロガー&YouTuber。 ガジェット、通信機器、半導体関連の有益な情報や体験を発信しています。

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