大容量のHDDを持て余していませんか?最近のHDDはノートPCでも1TB載っているものも多くあります。少ないものでも500GBもあります。動画を大量に持っていない限り使い切ることは難しいです。そこで大容量HDDの使い道として一つのHDDドライブを複数の領域(パーティション)に分けてパーティション毎にデータを保存するやり方です。フォルダで分けるよりも探しやすくなるので便利です。今回は、ノートPCのパーティションを弄る機会があったので、定評のある「EaseUS Partition Master」を使ってパーティションを変更してみます。
パーティションいじるとデータが消える
新しいフォーマットと古いフォーマットのディスクを使っているとフォーマットにより様々な制約をうけることになります。Windowsの標準機能で、パーティションのサイズの変更やフォーマットを変更するとデータが全て消えてしまいます。そうするとデータを別のディスクにコピーしてからパーティションを変更して再度フォーマットする必要があるので手間がかかります。
パーティションやフォーマットの作業って何時間もかかって正直面倒なんです!
EaseUS Partition Masterでパーティションを変更してみました
EaseUS Partition Masterはフリー版と有料版がありますがフリー版でも十分活躍してくれます。まずはメイン画面です。既にあるパーティションに対しては以下のことができるようです。また、日本語にも対応しているので安心しえ使えます。
- パーティションサイズの調整
- パーティションをコピー
- パーティションを合併
- 論理ディスクに変換
- ボリュームラベル変更
- ドライブレター変更
- デフラグ
- アクティブパーティションを設定
- パーティションをチェック
- パーティションを非表示にする
- パーティションを削除する
- パーティションをフォーマットする
- パーティション上のデータを消去
- パーティションを閲覧する
- プロパティーをチェックする
参考サイト
最近はノートPCをメインで使っています。ノートPC にはリカバリパーティションや隠しパーティションがあるのでそのサイズを変更してみたいと思います。「パーティションサイズの調整」を選択してみます。マウス操作や数値入力でパーティションサイズを調整できます。パーティションサイズを減らすと「未割当て」の領域が表示されます。
ディスクの前方のパーティションを増やしたいので、パティション前方の領域に「未割当て」パーティションを増やします。決まったら「OK」をクリックしましょう。
次に未割当て領域にパーティションを作成します。
次に「パーティションを合併する」を選んで、合併したいパーティションを選びます。
そうするとパーティションのサイズが変更できました。サイズ変更までのステップはちょっと多いような気がしますが、データ移動や長時間の物理フォーマットの時間などの労力を考えると楽ちんに作業ができますね。
最後の仕上げに「変更を適用する」を選択して変更を有効にしてください。これだけで完了します。
システム再インストールその前に!
新しいHDDを買ってきてシステムをインストールする時によくあるのが、システムをインストール後にパーティションを分ければ良かった!という時です。メーカー製のPCはあらかじめシステムのCドライブとユーザデータのDドライブのパーティションを分けていることが多いです。HDDを換装するとパーティションを分け直す必要がありますが、これってけっこう忘れがち!思い出した時にはすでにPCを使い始めた後なんてことはありませんか?このソフトならシステムの再インストール無しにパーティションを分けることができるのでとても便利です。