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知ってるよね?au SIMと音声通話契約とデータ通信契約の扱い方

docomoに続きau SIM (au ICカード)と端末の関係の注意点を書きだしてみました。docomoと違ってau とSoftBankは知っておかないと扱いに困ることになります。白ロムを買う場合には知っておくと便利ですよ。

SIMカードのサイズ

  • 標準SIMサイズ
  • microSIMサイズ
  • nanoSIMサイズ
  • SIMを採用していないROM機

auで取り扱っているSIMのサイズは3種類です。その他にSIMカードを使わないで直接端末に電話機情報を書き込むいわゆるROM機があります。LTE対応端末は全部SIM対応機になっている(?)ようです。microSIMはiPhone4S、nanoSIMはiPhone5やiPad、iPad miniに採用されています。ROM機を白ロムでてに入れてそれを使おうとした場合SIMの差し替えは出来ないので店頭で変更手続きが必要です。

SIMカード発行手数料

  • 回線種別の変更を伴わないカードの発行手数料はは2,100円
  • 回線種別の変更を伴うカードの発行手数料は3,150円

ちょっと前までROM機をバッファーにしてSIM機→ROM機→SIM機として持ち込み機種変更をすることで手数料を無料にすることができましたが、今は出来なくなりました。なかなか高い手数料ですね。

自分でできるSIMカードサイズ変更

  • サイズダウンはSIMカッター
  • サイズアップはSIMアダプタ

auもdocomoと同様に自分でカードサイズを変更することが可能です。オススメするのはSIMカードカッターです。固定されたサイズにカットできます。パンチで穴を空けるのと同じ要領なので簡単です。標準SIMならmicroSIMサイズやnanoSIMサイズにカットが可能です。逆にサイズアップはアダプタを使います。nanoSIMからmicroSIM、microSIMから標準SIMサイズにすることができます。高いものではないので一つは持っておくと重宝します。問題なのはROM機、今のところ店頭で手続きをする以外に方法がありません。店頭で手数料を払って変更するしかありません。

回線の種類は3種類

  • 高速通信の4G LTE
  • エリアが広い3G (CDMA1XWIN)
  • データ通信量の上限無し4G WiMAX

auで扱える回線の種類は3種類です。iPhone5を皮切りに全国展開し始めたLTE。実際に渡しも使っていますがアンテナの数は圧倒的にdocomoのLTEよりエリアが狭いです。全国展開している3Gには実はCDMA2000とWIN HIGH SPEEDの2種類があります。CDMA2000の通信速度は最大下り3.1Mbps/上り1.8Mbps、WIN HIGH SPEEDは最大下り9.2Mbps/上り5.5Mbpsです。WIN HIGH SPEEDはアンテナを最大3つ使う事で高速化する技術です。私が実験した限りでは両者の速度の違いは20%くらいしか無いようです。3倍も速くなることは無いです。WiMAX対応機は3GとWiMAXを両方兼ね備える端末で使えます。3Gへのデータ流量をWiMAXに逃がして混雑を避ける目的で導入されました。LTE対応機の投入で今後の機種で採用されるか存在が危ぶまれる通信規格です。この規格のメリットはやっぱりデータ通信が3Gに比べて圧倒的に早く、しかも帯域制限が無いことです。場所によっては20Mbpsなんてこともありました。帯域制限もうけたことありません。問題なのは3G+WiMAX対応機はUQ WiMAXの専用ルーターよりも感度が悪いのでエリアが狭く感じられることです。これが原因で私は何度も3G+WiMAXの導入を断念しました。

契約の種類は大きく2種類

  • 音声通話とデータ通信のセット契約
  • データ通信のみの契約

auもdocomoと同様に契約の種類は2種類です。(法人契約は除く)一時期データ通信端末をタダ同然で配っていましたが通信速度は疑問的です。その後3G+WiMAX対応ルーターを出しましたが月額料金が高すぎるのでやめた方がいいです。しかもWIN HIGH SPEEDにも対応していません。魅力が薄いです。

厳しいSIMロック

docomoの場合SIMを差し替えるだけで端末が使えるものがほとんどですが、auの場合はそうではありません。SIMを差し替えただけでは使えないロックがかかっているものがあります。LTE端末の場合はロックのかかってないものが多いようですが、3Gの場合は注意です。逆にロックがかかっていない、auのSIMを差し替えると使える端末もあります。iPhone4S,5、海外製の端末(サムスン、モトローラ、HTC、LG)、ソニーエリクソン(ソニー)はロックが無くSIMを差し替えて使えるようです。白ロムで買うならこれらの機種を買ったほうが使い勝手が良いです。そうで無い端末は店頭で手数料を支払って手続きする必要があります。

LTE契約SIMは3G端末で通信ができない

docomoだと当たり前にできたLTE契約のSIMで3G端末を使うことがauではできません。互換性が無いという話ですが、意図的にそうしたとしか思えない仕様です。

EZ Web契約をしてなくても通信するとau one net料金がかかる

auの端末でネット接続をWi-Fiのみにしている人も多いと思いますが、気を付けたいのは3Gネット接続です。契約で3Gのネット接続 EZ webを外していても3Gで通信すると勝手にau one net接続料金が発生します。このことを忘れて端末の初期化をするときにSIMを入れっぱなしだと3Gオンになるので勝手に通信した料金が発生することがあります。実際先日やらかしてしまいました。26パケットが流れてしまったので525円を次の支払いで加算されます。初期化は慎重にやりましょう。

特殊でおもしろい機種が多いau

何かと面倒な機種が多いですが、おもしろい機種もあります。PhotonのようにSIMロック解除ができてdocomo回線で使えるものSIMロック解除アダプタでdocomoやSoftBankの回線が使えるiPhone4S、テザリングが解禁になったiPhone5などなど魅力的な端末がたくさんあります。これからも末永く付き合っていきたいキャリアです。

 

 

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  • この記事を書いた人

桜島

三度の飯よりレビューが好きなブロガー&YouTuber。 ガジェット、通信機器、半導体関連の有益な情報や体験を発信しています。

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