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文字が読みやすい32インチ4KディスプレイLG 32UD60-Bをレビュー

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最近はAmazonをはじめ、家電量販店でも4Kディスプレイの価格が下がってきました。

4KといえばフルHDの4倍の解像度なので、圧倒的高画質を体感することができます。

4Kディスプレイを使って感じたメリット、デメリット、感想を24インチ4Kディスプレイを使った経験からレビューしていきます。

ひとつ言えるのは間違いなく今年のベストバイ4Kディスプレイです。
それではいきましょう。

今回の製品

アマゾンで頻繁にセールしている4Kディスプレイのひとつ。最近は特にお手頃価格になっています。

開封

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早速、開封していきます。まず、第一印象は「デカい!」。32インチのテレビ並に大きい。そして重い(笑)

持ち運びするのは最初だけなので、安定性を考えたら重いほうが安心します。これくらいの重みがあれば安定するだろうと安心感を覚えました

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開梱すると発布スチロールが現れます。やっぱりディスプレイの梱包は丁寧ですよね。運送中に衝撃でパネルが割れたらショックなので、やっぱりこれくらいの緩衝材は必要だと思います。

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発泡スチロールをとると、ディスプレが現れます。ディスプレイを持ち運ぶ時は丁寧に持ちましょう。意外と大きくて重いので、慎重に慎重に持ち運びましょう。落としたらショックで寝れなくなりますよ。

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ディスプレイを持ち上げたら、下にも発泡スチロールがあります。ガッチリ緩衝材で梱包されていました。

個人的には好印象です。(発泡スチロールというゴミが発生します。ゴミ袋にまとめ難いのよね。)

付属品のスタンド

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付属品は、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、そしてディスプレイスタンドです。

ディスプレイスタンドとディスプレイの接続はネジは必要無く、ディスプレイのレバーを切り替えて指定の位置にスタンドを取り付けるだけで取り付けられます

楽ちんですね。

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このディスプレイスタンドは、ディスプレイの上下の位置を調整することができます。

ディスプレイ接続部分を下に押すと下り、手を離すと上に持ち上げるので、ディスプレイの重さとバネの強さがちょうどいいバランスをとっているみたいで、ディスプレイをちょっと上下に動かすだけでディスプレイの位置を調整することができるようになっています。

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これが、最大に上の位置に置いた状態。わりと高い位置まで上がるようです。

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グッと押すとここまで下がるのでディスプレイは机の高さギリギリまで下げることができます。

高さ調整できる液晶ディスプレイは初めてですが、意外と低い位置まで下げられる印象です。

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今回は、大きな画面だと画面の上の方を見るときに、見上げるのが嫌だったので、ディスプレイの位置を下げる予定でした。付属のスタンドでも十分下げられるのですが、画面の下にスタンドの「足」が見えてしまってかっこ悪いので、別途ディスプレイアームを使用してディスプレイの位置を自由に動かせるようにしておきます。

後述しますが、ディスプレイアーム取り付けに問題があり、取り付けにひと工夫が必要でした。しかし、一度取り付けるとなんてことはありません。それ以上に、ディスプレイアームを使うと細かい高さ調整や角度調整ができるのでおすすめです。

ディスプレイの設定

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ディスプレイの入力切り替え、画質調整などは本体下部のボタンからできます。

ボタンの左右にはスピーカーが付属していています。5W +5Wなので音質やボリュームは期待できません。音が鳴ってるのがわかる程度なので、それなりです。

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ボタンは、押し込みと上下左右に動かせるようになっています。

ソニーのテレビやレコーダーのリモコンでよく見る形状です。

私の場合、真っ先に思い出したのは、昔PlayStation2互換のPSXのリモコンですね。このボタンの形状は押しやすく、操作しやすいのでお気に入りでした。ここで久々に見てちょっと嬉しくなりました。

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こっちは左側のスピーカー。右側も同じような形をしています。左右それぞれ5Wの出力なので、音質は期待しちゃいけません。本当に「鳴ればいいや」という人には、ちょうどいいのではないでしょうか。

アーム取り付けは注意が必要

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先程も話にでてましたが、今回はディスプレイアームに取り付けます。しかし、ディスプレイアームの取り付け部分が干渉してしまって、上手く取り付けれらませんでした。

解決方法として、ホームセンターで、長めのネジと穴が空いた鉄板を用意して写真のように取り付けました。これでしっかり固定できます。

上部と下部のそれぞれ一本の鉄板を用意して固定しています。

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上部に一本の鉄板。そして長めのVESA対応ネジ。VESA対応といってもM4の20mm長のネジを買えばOK。

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下部にも一本の鉄板とVESA対応ネジです。

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PCとの接続はDisplayPortとHDMIポートそれぞれ1つずつ搭載されています。今回はDisplayPortに接続しています。DisplayPortとHDMIケーブルは1mのものが付属されていますが、私の環境だとPCとディスプレイの距離が離れているので、別途長いケーブルを準備しました。今回はDisplayPortケーブルで接続しています。

DisplayPortケーブルでnVidia GTX1050Tiに接続するとブラックアウト

nVidia GTX1050TiとディスプレイをDisplayPortケーブル経由で接続すると頻繁にブラックアウト(時々ディスプレイが切れたり点いたりする現象)が起こりした。調べていくと、この問題はnVidiaのグラフィックボード共通の問題らしく、ビデオカードのファームウェアアップデートで対応できました。

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NVIDIA Graphics Firmware Update Tool for DisplayPort 1.3 and 1.4

32インチ4Kディスプレイだと文字は読みやすいのか?

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以前、24インチ4Kディスプレイを使った感触としては、「高解像度で文字が小さくなりすぎて読みにくい」が一番の問題点でした。スケーリングを150%や125%にすれば読みやすくなるのですが、アプリケーションによっては上手く動作しなかったりOSの動きすら怪しくなってしまって使いづらいものでした。

しかし、32インチの4Kだと文字が読みやすい!比較として100円玉とブラウザでYahooのページを表示しています。スケーリングは100%のままで、この文字の大きさなので目を凝らさなくても文字は読める感じです。メモ帳でテキストを入力しても読みにくい打ちにくいということもありません。

27インチだと文字が読みにくいし、32インチよりも大きいとディスプレイアームが使えないモデルが多くなるので、文字が読みやすくて、ディスプレイアームが使える32インチ4Kにして正解でした。

ディスプレイの設定メニュー

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ディスプレイの設定を見ていきます。画面下部のボタンを押すとメニューが表示されます。

メニュー、電源オフ、ゲーム、入力が選べます。

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「メニュー」ではクイック設定から明るさ、コントラスト、音量、色温度を調整できます。

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「入力」ではDisplayPortとHDMIの切り替えやアスペクト比を調整することができます。

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「画質」では画質調整やゲーム専用の画質調整を反映することができます。

画質調整はいじるといろいろおかしくなってしまうので、基本的にはデフォルトか用意された画質モードから選びます。ちなみに私の場合「ゲーム設定」にしています。応答速度は「速い」に設定しているので残像は極力抑えられるようにしています。

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全般では節電、電源LEDの表示、スタンバイ、Beep音等の設定ができます。特別難しいところも無いし、わりとシンプルなメニューですね。

ディスプレイの切り替えは「ボタン押し」→「入力」→「DisplayPortかHDMI」の手順を踏まないといけないので手間がかかります。入力の切り替えをもっと簡単にできるといいのですが。。。。

ディスプレイを見ている時の視野とウィンドウの配置

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私が32インチ(本当は31.5インチだけど)を見ている時の視野は赤い部分です。ぱっと見でディスプレイ全体を見渡すことができません。

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それに対して、いまま使っていた22インチディスプレイだと、ぱっと見の視野でディスプレイ全体を見ることができました。そこで、32インチディスプレイに合わせてウィンドウの配置を見直します。

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32インチディスプレイでのウィンドウの配置はこんな感じです。この配置だとすごく使いやすいです。

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4Kディスプレイを9等分にして、下2つを一つにまとめてそれを3列作ります。

上の3つは同じ大きさで横3つ置きます。

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実際に、ブラウザを並べるとこんな感じです。ブラウザのウィンドウが横幅にちょうどいい幅になります。メインで使っているブラウザウィンドウは下の3つ。上の3つは動画再生画面やメール画面などサブウィンドウとして使うものを置いています。

ウィンドウを変則6分割の理由

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実際に使った時の視線の位置はこんな感じです。(下手絵でごめんね)

目の位置がディスプレイの真ん中より少し高めになっています。

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この配置にしたのは、目のウインドウの位置と、目の位置をざっくり書くとこんな感じ。

視点よりの上のウィンドウって見づらいので目の高さよりも上のウィンドウはサブウインドウ(たまにしか見ない)として使って目の高さ以下の3ウィンドウを主に使っています。

ただし、真ん中が作業に使うウィンドウとして利用して、左右のウィンドウは他のアプリケーションを開いて読み比べたり調べ物をしながらメインウィンドウで作業している感じです。

今のところ、この方法だと作業性が抜群に向上しました。

ウィンドウの大きさ調整はどうやるのか?

Windows10標準のウィンドウ整列機能ではこのウィンドウ配置はできません。私は「FitWin」というアプリで設定しています。先程紹介したウィンドウ配置をレイアウトテンプレートに追加して整列するようにしています。これが便利なんですよ。おすすめです。

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Fit Win - ウィンドウを移動・サイズ変更するフリーソフト

まとめ

32インチ4KディスプレイLG 32UD60-Bをレビューしてきました。アームの取付けには注意でしたが、画面の上下位置調整機能やシンプルでわかりやすいディスプレイ設定画面でした。

最初は大きすぎて使いにくいのではないかと思っていましたが、ウィンドウの配置を工夫することでより一層使いやすい配置になりました。32インチ4Kディスプレイは画面が狭く、とはいえマルチディスプレイはちょっと買えないという人には特におすすめです。

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  • この記事を書いた人

桜島

三度の飯よりレビューが好きなブロガー&YouTuber。 ガジェット、通信機器、半導体関連の有益な情報や体験を発信しています。

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