この夏、注目を集めたスマートフォンは夏モデルだけではありません。パナソニックdocomo P-01Dはドコモのスマートフォンの中でも最も安く売られています。機種変更でも0円で手に入れられる機種です。安さにつられて軽い気持ちで機種変更した人も多いのではないでしょうか?しかし、この機種はワンセグ・赤外線を搭載しガラスマ仕様にしつつも、動きが鈍い上、アプリの強制終了、バッテリー容量の少なさやの急速減少など多くの問題を抱え『産廃』と言われるようになり、去年末あたりに発売したにもかかわらずあっという間に投売りになってしまいました。そんな悪評の多い機種ですが、ちょこっといじると見違えるように快速になります。その方法を紹介します。(root化が前提になるのでドコモのサポートは全く無くなると思ってください。)
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まずはroot取得!
標準のままではカスタマイズするには限界があり、いろんな施策を打ってもあまり効果がありません。そこでrootを取得しておきます。気を付けなければならないのはroot取得は改造行為にあたり、以後docomoのサポートが受けられなくなることです。以後は自己責任でお願いします。root取得は下記記事を参考にしてください。
不要なアプリを削除してROMの空きを確保
標準でインストールされているアプリのほとんどは不要なものばかりです。インストールされているだけで内蔵ROM容量を消費する上、常駐するものはRAMまで消費します。それが原因で他のアプリをインストールする容量を圧迫した上にアプリを起動できても直ぐに強制終了してしまいます。これでは本当に使い物になりません。潔く消してしまいましょう。しかし、アプリの中にはシステムに密接に機能しているものもあり消してしまうとスマホ自体が起動しなくなってしまいます。消す作業は慎重にします。消しても大丈夫そうなアプリは下記記事を参考にしてください。
アプリはできるだけmicroSDにインストールする
内蔵ROMの空き容量をできるだけ確保するために外部メモリ(microSD)にインストールできるものはmicroSDにインストールしておきます。システムに影響するようなアプリやウィジットは内蔵ROMにインストール。その他のゲームやユーティリティー、SNSアプリはmicroSDに移動すると良さそうです。アプリの移動は下記アプリを使うと便利です。
App 2 SD (日本語版)
特徴:インストールアプリをmicroSDに一括で移動できるアプリ
価格:無料
App 2 SD Pro (日本語版)
特徴:無料版の機能追加版
価格:158円
RAMの空きを自動確保
スマホはパソコンと同様にRAMがあります。P-01DのRAM容量は少ないので使い終わったアプリのRAM使用をコントロールする必要があります。アプリを使って定期的にRAM空き容量を確保しておきましょう。下記アプリを使うといいと思います。
Automatic Task Killer(日本語版)
特徴:
価格:無料
キャッシュの自動クリア
アプリ使用後の一時的な記録(キャッシュ)は放っておくと蓄積されすぐにスマホの動きは遅くなります。これもできるだけクリアにする必要があります。下記アプリでは定期的にキャッシュをクリアにすることができます。
Cache Cleaner
特徴:
価格:無料
バッテリーの長持ち化
P-01Dは他のスマホに比べてバッテリーの容量は少なめです。他のスマホがおよそ1500mAh、P-01Dは1200mAhなので他のスマホの4/5程度と少なめです。これをアプリの力を借りてバッテリーを長持化します。下記アプリはバッテリーの消費を抑える為にバックグランドで動く3Gの通信頻度を調整してバッテリー消費を抑えます。私自身半信半疑で使ってみたのですが結構効果があるようなので期待できます。有料版でよりきめ細かい設定ができるようです。無料版でも十分効果がありますが、細かい設定でより長いバッテリーを狙うのも良さそうなので買おうかとも思っています。