HIS Mobileから、月額基本料金290円の新料金プランが発表されました。
音声通話で290円の驚きのプランです。安い安いと言われていますが、本当に安いのかわからないですよね。
今回は、他社との料金を比較して本当に安いのか調査しました。
この記事を読むと、料金を安く抑えて快適に通信できるようになると思います。
新料金が発表
ご存知かと思いますが、先日HIS Mobileから、月額基本料金290円の新料金プランが発表されました。
データ通信だけではなく音声通話もできて290円の驚きのプランです。
この新料金プランのポイントをざっくりと、まずは解説していきましょう。
ポイント① 基本料金
通話料は専用アプリを不要で業界最安値級の、通話料30秒あたり9円になっています。
データチャージ料は1GBあたり税込200円
5分かけ放題のオプションは月額税込みの500円
完全カケホーダイは月額税込み1480円です
通話料とデータチャージは業界最安値級を謳っている基本料金です
月額基本料金とオプション料金を見ていきましょう
音声通話付きプランでは、100MB未満で290円
1GBまでが550円
3GBまでが770円
7GBまでが990円になっています
データ通信専用プランだと
1GBまで450円
3GBまでが600円
7GBまでが900円
オプションでSMS機能の追加で50円です
やっぱり一番目を引くのは月額290円というところですよね
月額290円といえば
日本通信の合理的シンプル290プランです
発表された時はかなり驚きました。
かなり攻めた基本料金で、HIS Mobileも日本通信と同じ290円という基本料金に合わせています。
HIS Mobileと日本通信はのちほどきっちり比較していきます。
ホームページから引用したプランの活用イメージを見ていきましょう。
ポイントとしては先ほど紹介した、100MB未満で290円というところですね。
このプランのターゲットは通話をメインにする人です。
メールやメッセージアプリしか使わない人向けに1GB550円。
2台持ち、またはWi-Fiと併用して使う人向けの3GB770円。
外出先でも気にせず使いたい人向けの7GB990円のプランがあります
ポイント②コスパ
ポイント2つ目はコスパです。
HIS Mobileでは、1000円以下の料金帯で最も多くデータを使えるというところです。
ポイント③通話かけ放題
ポイント3つ目は、通話かけ放題です。
通話かけ放題には2つのオプションを準備してます。
月額290円のプランをベースに、5分かけ放題をプラスすると月額790円。
完全かけ放題にする場合、月額1770円になります。
他社に比べておトクというところをアピールしています
他社と徹底比較
それでは本当にお得なのか他社と徹底比較していきます
まずは容量別の料金を比較していきます
人気の格安SIMの業者を並べてみました。
HIS Mobile、日本通信、IIJmio、OCNモバイル、BIGLOBEモバイル、イオンモバイル、mineo、ahamoです。
緑のところが一番安い料金で、黄色いところがその次に安い料金です。
HIS Mobileにフォーカスしてみていきましょう。
HIS Mobileでは100MBまでが290円です。
290円で話題となった日本通信は1GBまでが290円。
対してHIS Mobileは1GBまでだと550円です。
同じ290円でも、このように使える容量に差があるわけです。
次は、1000円未満で使える容量を見ていきましょう。
先ほど紹介したように1000円未満で使えるのは、HIS Mobileの990円で7GBまで使えるプランが一番コスパが高いです。
このように見ていくと、7GB以下と言ったようにデータ量が少ないデータ量の領域で各社しのぎを削っていることがよくわかります。
特に今回、HIS Mobileでは、1GB以下の少ないデータ量で更に刻んで差別化を図ってきています。
かなりギリギリを攻めているような感じがしますね。
基本データ容量を超過した後どうなるのか見ていきましょう。
日本通信では、日本通信以外の通信、例えば日本通信のホームページや会員ページ以外の閲覧は不可能になります。
対してHIS Mobileは、200kbpsで通信が可能です。
通信が不可能にならないというところがいいところですね。
日本通信の場合は、追加のデータ量を増やさない限りできることがほとんどありません。
LINEのメッセージや通話、メールの送受信、検索などができなくなります。
HIS Mobileの場合、通信不可にならないので、LINEのメッセージや通話、メールの送受信、検索はできます。
追加データ料金
追加のデータ料金も比較していきましょう。
ざっと並べてみました。
追加データと書かれている所は、追加データの単位になります。
その右の方に1GBあたりの追加データの料金に揃えました。
こうやって比較していくと、追加データで1番安いところとしては日本通信やIIJmioの220円が今までが最安でしたが、HISモバイルは更に値下
げして税込で200円になっています。
20円の差ですがHIS Mobileの追加データ料金は最安値です。
通話料
通話料を見ていきましょう。
ほとんどの業者が30秒あたり11円や22円となっています。
HIS Mobileはさらに下げて30秒あたり9円に設定しています。
HIS Mobileの通話料は最安値です。
その他手数料
その他の手数料を見ていきましょう。
格安SIMはほとんどの場合、初期手数料が必要です。
HIS Mobileの初期手数料は3300円です。
ホームページでわからなかったのは、SIMカード発行手数料と、ファイブG対応の料金です。
これらの情報が分かれば別の機会に紹介したいと思います。
現在、早期申込キャンペーンをやっていて、申し込みが早いと最大50%オフの初期手数料割引を受けることができます。
契約を考えている場合、早いほうがお得ですね。
通話かけ放題の比較
次は通話かけ放題の比較をしていきましょう。
公式サイトからの引用です。
通話かけ放題を考えている場合、ドコモ回線を使っているような格安SIMと比べてもHIS Mobileは最安値ということがわかります。
確かにドコモ回線では最安ですね。
もし回線にこだわらず、au回線でもオッケーならpovoが1650円で最安です。
最安で通話かけ放題を望むなら、楽天モバイルも候補になります。
楽天モバイルの楽天リンクアプリを使うことで通話料は無料になります。
ただ、楽天リンクの通話料無料はばんにんにおすすめできないです。
理由は、楽天Linkアプリは使いにくいからです。
電話を掛けるときは楽天Linkアプリを使って
電話を受けるときはスマホ標準の電話アプリを使います。
正直、使い分けが面倒なんです。
高齢者はこんな使い分けが出来ず、高額な請求をされることがあります。
スマホ標準の電話アプリに着信が残っているのに気がついて、標準電話アプリで折り返し電話すると料金がかかります。
楽天リンクアプリに切り替えて電話するといった操作をするのは高齢者には厳しいです。
電話かけ放題についてまとめると
ドコモ回線にこだわるならHIS Mobileは最安です。
回線を選ばないならpovoが最安
専用アプリでOKなら楽天モバイルが最安です。
HIS Mobileの私的評判
HIS Mobileの弱点とは何でしょうか
HIS Mobileが掲げているターゲットが紹介されていました。
現在ガラケーを使っているかた
ケータイで通信は殆ど使わないデータ使用量が少ないかた
スリーG回線停波に伴いスマホへ乗り換えないといけないかたです
現在ガラケーを使っているかたが、いきなり格安SIMにするにはあまりにも敷居がたかすぎです。
らくらくホンみたいな操作が簡単なケータイからスマホに乗り換えると使い方をイチから覚え直す必要があります。
それにほとんどの設定を自分でやることを前提にしている格安SIMでは通信やメールの設定ができるとは思えません。
対面でサポートしてくれるキャリアショップもほとんど無いので相談できる人が居ないです。
データ使用量が少ないユーザーはデータ容量はほとんど関係ありません。
通信費が高い理由はデータ通信をよく使うからです。
いくら通信費が安いことをアピールしても対面で相談に乗ってくれるショップがあるキャリアを選ぶと思います。
スリーG回線の停波でスマホに乗り換えを狙うといっても
店頭窓口で契約できない格安SIMより、料金が高くても対面でサポートしてくれるショップのほうがお手軽で安心して乗り換えられます。
停波してもそのままキャリアショップで乗り換えると思います。
HIS Mobileの弱点
HIS Mobileの弱点は下記です。
- 乗り換えるには高すぎる敷居
- データ容量のコスパで訴求できない
- キャリアショップが無い
想定しているターゲットに合ったサービスになっていないんです。
HIS Mobileのメリット
HIS Mobileはどのように活用できるでしょうか
HIS Mobileのメリットは
- 月額290円の最安値級で維持できる
- 1,000円以下で7GB使える高いコスパ
- 通話料がMVNO最安値の30秒あたり9円
- ドコモ回線で最安の通話かけ放題
格安SIMを使い慣れている方向けのプランな感じがします。
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