ゲーム実況やライブ配信できるサイトはたくさんあります。そしてPS4やパソコンとキャプチャーボードを使ったライブ配信等様々な方法で配信できます。もっと登録者や視聴者などの数字をとりたいと、配信者なら思ったことがあるはず。そこでYouTubeやTwitchで同時配信したいと思ったことがあるのではないでしょうか?
今回はゲーム配信に便利なライブ配信ソフトStreamlabs OBSを使って複数の配信サイトに同時配信する方法についてご紹介します。
自己紹介
あらためましてこんにちは。
私は2015年くらいからYouTubeでゲーム実況をしてきました。世界的にはゲーム実況はtwitchなので、そっちでも配信してみたいと思い、どちらでも活動中です。実はゲームより配信等の技術的な話の方が興味の方があります。
(もう何年も活動しているから、さぞかし登録者や視聴者が多いのだろうと思いますが、そんなことはありません。YouTubeから何度も意味不明にBANされるので趣味程度に活動しています)
Streamlabs OBSとは
Streambals OBSはライブ配信ソフトOBSをゲーム配信に特化したライブ配信ソフトです。WindowsやMacで使うことができます。PS4やXBOX oneのゲーム機本体が持っている配信機能に比べて画像、動画、音楽をカスタムしたり画面のレイアウトをカスタマイズしたり、様々な機能を搭載しています。他の人とは違うゲーム配信をしてみたい人にはうってつけのソフトです。
視聴者の好みのサイトは違う
YouTubeやtwitch等の配信サイトは単純にプラットホームが違うだけではなく、視聴者の特性が違います。例えば、視聴者の好み、人気のゲームタイトル、年齢層等実は様々な点で異なるんです。
自分に合う配信サイトがわからない
自分が配信する時に迷うのがどのプラットホームで配信するかということです。自分の配信する時間、タイトル、視聴者ターゲット等でどのプラットホームと相性がいいのか正直わからないですよね。プラットホームとの相性が悪くていつまでたっても視聴者を稼げないなんて悲しいですよね。
相性のいい配信サイトを知る
どのプラットホームで配信すればいいか迷っているなら、答えは簡単。
複数のプラットホームで同時に配信すればいいんです。
複数のプラットホームで同時配信して、できるだけ多くの人の目に止まるようにするようにしましょう。相性の良いプラットホームを知ってからでも遅くはありません。そのためにも同時配信は便利な方法ですよね。
なんでみんなやらないの?
同時配信について知りたいと思っている人は多いみたいなんです。私も何度も聞かれました。どうやら3つの理由があるみたいです。
やり方がわからない
一番多いのがコレ。調べればいくらでも出てくる気がしますが。。。
本記事ではやり方を説明していきます。
設定が面倒
やっぱり設定って難しいですよね。本当にこれでいいのかやってみないとわからないのも正直なところです。
しかし、安心してください本記事で紹介していきます。
パソコンのパワー不足
私の場合、これが原因で同時配信が困難でした。なんせ2008年製のデスクトップPCをゲーム配信に使ってますからね。しかし、パソコンのパワー不足でも複数サイトに同時配信できることがわかったので安心して配信できます。
私の配信環境
ざっくり私が使っているPCを紹介します。
- CPU:Phenom II X6 1100T Black Edition BOX(2010年発売)
- メモリ: 8GB(メーカー不明)
- マザボ: GA-MA78GPM-DS2H (2008年製)
- GPU: ASUS Geforce1050Ti
- SSD: 240GB
- HDD: 2TB x4
なかなかの骨董品です。SSDとGPUで延命していますが、既にポンコツなんですが、長年使っているので愛着があるんですよね。消費電力は可愛くないけどね。
準備
配信する前に、既にYouTubeやtwitchでアカウントを取っておきましょう。もちろんStreamlab OSBでの映像サイズや画像等の設定も済ませておきます。
配信先だけはこれから設定するのでそれ以外は既に設定済みにしておきます。
Restream.ioを利用する
Restream.ioとは
Restream.ioは複数サイトへのライブ配信を中継してくれるサイトです。通常、自分のPCからYouTubeやTwitchへ直接ライブ配信映像を送信しますが、Restream.ioサイトに映像を送信すると、Restream.ioからYouTubeやTwitchへ再配信してくれます。
自分のPCで配信サイト毎にエンコードをする必要がないのでPCへの負荷が軽く済ませられるのも大きなメリットですね。
カスタムで、配信先を設定できるキャプチャボードでもいけるみたいです。OBSやStreamlabs OBSだけでなく、Elgato Game Captureのソフトウェアでもカスタム設定できるのでRestream.ioを使うことができるようです。
Restream.ioに登録する
Restream.ioに登録します。下記サイトにアクセスして登録を済ませましょう。
Restream.ioの配信先の追加
次は配信先を登録する作業です。
「+Add Channel」を押して配信先を追加していきます。私の例だとYouTubeの 「Stream Now(今すぐ配信)」と「Twitch」、あと「Periscope」を追加しておきました。「Periscope」だとTwitter向けに配信することができます。
Restream.ioの設定をStreamlabs OBSに反映する
Restream.ioの「RTMP URL」から配信先の情報を取得します。「配信先設定」の部分をコピーしておきます。
Streamlabs OBSを開いて設定の「Stream」に先程コピーした情報を貼り付けておきます。
YouTube、Twitch、Twitter同時配信の場合
YouTube、Twitch、Twitter同時配信の場合には、解像度とビットレートで調整する必要があります。twitchでは高いビットレートだと配信がうまくいかない場合があるのでtwitchの配信設定に合わせる形でYouTubeとTwitchも配信してきます。
YouTube、Twitch、Twitterどれも1280x720で配信していく設定にしておきます。
同時配信開始
配信名を決定する
それでは配信していきます。Restream.ioには便利な機能があって、配信タイトルを一括で変更する機能があります。「Multistreaming」→「TITLES」でタイトルを変更して、「Update All」で反映完了です。
同時配信開始・終了
配信の開始と終了は今までと同じようにStreamlabs OBS側で行います。いつもどおり「Go Live」ボタンを押すだけで配信の開始と停止をすることができます。
まとめ
今回はStreamlabs OBSを使ってYouTube、Twitch、twitterへ同時配信する方法についてご紹介しました。まとめると
- Restream.ioを中継して同時配信できる
- カスタムRTMP URLできるソフトならREstream.ioを使える
- YouTube、twitch、twitter同時配信なら1280x720 CBR2500くらいがおすすめ
それでは良きゲームストリームライフを!
おすすめのキャプチャーボード
ノートPCにも使えるUSB3接続。遅延も少なくおすすめのビデオキャプチャー
私も使っているビデオキャプチャの後継機。ハードウェアエンコードでPCの負担が少ないのが良いです。ノートPCと組み合わせて、どこでもライブ配信ができますね。付属の配信ソフトはカスタムRTMP URLも使えるので同時配信にもうってつけです。
人気の高いキャプチャーボード。単独でSDカードへ録画ができるスグレモノ。