デスクトップって広いと作業しやすいですよね。一度、快適さを知るとデスクトップを拡張するために、ディスプレイを増やしてしまうものです。ディスプレイを増やす時の問題はメーカーや型番が違うと、ディスプレイの高さがそれぞれ変わってしまいます。高さが変わると意外と気持ちが悪くなってしまいます。
そこでディスプレイアームを使ってディスプレイの位置を自由自在にしてみました。使ってみて分かったディスプレイアームでの使い心地を紹介したいと思います。
今回使用する製品
開封
最近アマゾンは中華製の安い製品が増えてきています。ただ安いだけでなく、良い製品も増えてきているような気もするので実際に試してみることにしました。
パッケージは最近では珍しいカラー印刷されたものです。メーカーロゴが某シューズメーカーロゴと丸かぶりで怪しさを引き立てます。ハズレをつかんだのか?・・・・
裏面はアームの簡単な寸法と可動範囲について書いています。ほんとザックリです。
内容物は、本体やUSBケーブル、留め金、写真に写ってませんが取説もついています。アームの机との固定部分にUSBポートがあるのでUSBのケーブルが付属しています。
ディスプレイを取り付け
ディスプレイの取り付けはネジ止めします、ディスプレイがVESA規格に対応している必要があります。VESA規格は、ディスプレイ裏のネジの大きさや間隔のルールのことです。アームもVESA規格対応なのでディスプレイが対応していれば簡単に取り付けられます。
写真ではディスプレイを先に取り付けていますが、机にアームを先に取り付けるようにしましょう。そのほうが後から苦労しなくて済みます。
えぇ、私は先にディスプレイを取り付けたので、アームが重くなってしまい再度ディスプレイを取り外すことになってしまい失敗しました。
必ず机にアームを固定してからディスプレイを取り付けましょう。
ディスプレイにHDMIケーブルを接続します。写真ではケーブルが見えてしまってますが、アームのケーブル留め金を使用するとケーブルが隠れてスッキリした状態になります。
私の場合、ケーブルを取り付けたり取り外すことが多いのでケーブルは隠さないことにしました。
アームの途中の接続部分です。
拡大するとこんな感じ。上の六角レンチ部分でディスプレイの重さと、ガススプリング強度を調整することができます。
ガススプリング強度が強すぎるとディスプレイが高い位置になってしまうので、ディスプレイを任意の場所に移動し、手で抑えながらガススプリングネジを回してディスプレイが動かないところまでガススプリングネジを回して調整します。
アームの根の部分にはUSBポートがあります。意外とこの位置のUSBって便利なんですよね。マウス、キーボード、USBメモリ、スマホ用の充電、PCとの接続など手元ですぐに接続できて、邪魔にならない位置にあるのでお気に入り仕様です。
机との固定は、付属の留め金で取り付けます。ディスプレイを先に取り付けると、この部分の固定がやりずらくなってしまうので、先にアームを取り付けてからディスプレイを取り付けましょう。
絶対ソッチのほうが楽です。
ディスプレイの位置をいろいろ変えてみる
ディスプレイを回転
このアームはディスプレイの回転に対応しているのでディスプレイを回転させてみます。
ブラウザを開いて90度回転させるとYahoo Japanのページがひと目で多くの情報を見ることができます。マウスのホイールを使ってコロコロしなくても読めるのはとても便利です。
Web閲覧用サブディスプレイとしてオススメです。
ディスプレイ裏面はこんな感じ。
回転させるるとケーブルの位置も変わります(当たり前だが)。回転させた時にケーブルが折れ曲がってしまうような位置にならないようにケーブルに負担がかからないようにケーブルを引き回しましょう。
ディスプレイの高さを変える
ディスプレイの高さを見てみます。写真では机とディスプレイの間は隙間を作ってますが、ピッタリと机につけることもできます。
私の場合、ディスプレイの下にキーボードを収納したいので3~4cmくらい隙間を作るようにしています。
ディスプレイを最も高い位置に置くとこんな感じ。ディスプレイを上下2枚置くにはちょっと高さが足りませんね。上下2枚置きたい人は別のアームを使うと良いでしょう。
下にノートPCを置いて、アームで上にディスプレイを置くスタイルの上下2枚構成なら対応できると思います。
ディスプレイを手前、奥に変えてみる
ディスプレイを一番置くに置いてみました。作業しながらPCを使いたい時、例えば、WebでPDFファイルを読みながら、手元で作業したい時なとこの配置が便利です。
ディスプレイの位置を手前にもってきました。もっと手前に持って来れますが、キーボードを置くスペースが無くなるので、さじ加減が必要です。
奥の位置にするとこんな感じ。
最も手前にするとこんな感じ。ね?キーボードを置くスペースが無いでしょ?
いやキーボードは置けるんだけど、打てないです。
電子書籍を読んでみる
次は電子書籍Amazon Kindleアプリで漫画を読んでみました。内容を表示できないは残念ですが、大画面で漫画を読めるのはすごく便利です。
漫画だけでなく小説なども文字が大きくできて読みやすくなるので読書用サブディスプレイとして使うのも良い感じです。
ディスプレイを回転させて漫画を読むとこんな感じ。縦長の画面で読書できると文字や漫画が大きく表示されるので読むのが楽ちんです。
読書用サブディスプレイとしてオススメです。
ディスプレイの下がスッキリ
悩みのタネだったディスプレイ下の汚らしさから開放されました。ディスプレイ下にはたいてい、スタンドの足が見えますが、アームを使うとスタンドの足は見えなくなり、収納スペースとしても活用できるようになります。
私は、ディスプレイ下はキーボードを収納したいのでキーボードを置きました。
使う時はこんなふうに出します。
使わない時は、こんな風にディスプレイ下にキーボードを収納できます。机がスッキリです。
ディスプレイアームの組み合わせ
持っているディスプレイアームを駆使してマルチディスプレイ環境を構築しました。
ディスプレイアームを使うと好きな場所にディスプレイを置くことができるので自由度が高まります。
スタンドだと置けない位置にもディスプレイを固定できるので自分の好きな位置で見ることができるのは非常に便利!
今夜は氷結で乾杯です。
まとめ
ガススプリング式のディスプレイアームを使って感触を確かめてきました。上下左右前奥、そして回転等が自由自在にできるようになるので好きな位置に運べるようになることがわかったと思います。
今まで、アームに投資するのに迷いがありましたが、使い始めた今では、早く使えばよかったと後悔しています。最近は安いディスプレイアームが増えてきているので、この機会にディスプレイアームを使ってみてはいかがでしょうか?