LTEとかWiMAXとか次世代の通信規格対応の端末が発売されている中、本当に早くなったのか?単純に端末の速度が速くなっただけなんじゃないかと気になっていました。先日auの端末でLTE対応端末、 WiMAX対応端末、WIN HIGH SPEED対応端末を同時に使える機会がありました。そこでせっかくの機会なので速度比較してみました。
比較機種は3機種
- LTEと3Gに対応!iPhone5
- WiMAXと3G(CDMA2000)対応のHTC J ISW13HT
- 3GだけどWIN HIGH SPEED対応Xperia acro HD IS12S
測定場所は3地点
- 交通量の多い国道沿い『国道1』
- 住宅街に近い国道『国道2』
- 街灯しか見えない『田舎』
どこも千葉県内の地域です。
速度比較結果
今回は最も利用するダウンロードの速度をまとめています。使用するアプリはSPEEDTEST.NETです。
比較的交通量の多い国道ではiPhone5もLTE通信が可能でした。WiMAXも通信可能です。3機種とも比較できる状態です。結果をみてみます。iPhone5 LTEが圧倒的の10Mbpsオーバーです。他はWiMAXが1Mbpsを超えるくらいで3Gはどれも数百kbpsという速度。3Gは遅いという感想です。
場所を変えて交通量の少ない国道です。ここでもLTE、WiMAXどちらとも電波が入りました。ここではWiMAXの速度が速かった!LTEよりも早かった!とはいってもLTEだってMbpsの速度を出しています。この速度なら動画も観られますね。ここでも3Gの速度が出ません。WIN HIGH SPEEDでもCDMA2000に比べて大して早くなっていませんね。
人通りの無い田舎道です。ここではiPhone5のLTEの電波を掴まなかったので3Gでの速度で比較しています。こんな田舎道でもWiMAXは電波が入ります。速度を比較すると圧倒的にWiMAXが早い!5Mbpsの速度を出しています。iPhone5も3Gにすると貧弱な速度です。この速度ってイオンSIMより遅いです。他の機種も同じように3Gでは遅いですね。
意外と広いWiMAXエリア。LTEは電波を掴むと早い!
電波の範囲ではiPhone5のLTEのエリアは非常に狭いです。ほとんどのエリアで3G表示。国道など人が多くなるエリアでやっとLTEで通信することができます。逆に侮っていたのはWiMAX。意外と電波を拾えるエリアが広いです。
WiMAXは電波強度に強弱はありますが、電波が弱くても通信速度が速いです。LTEも同じように電波を掴むと10Mbpsくらいの速度は出せます。対応エリア拡大が課題ですね。早くエリア拡大してほしいものです。
この速度比較をみたところだと今auイチオシのLTEでは無くWiMAX対応のHTC J ISW13HTだと比較的広いエリアで高速通信ができるようです。Androidで通信速度重視ならHTC J ISW13HTを推したいです。iPhoenが使いたい人はiPhone5ですね。既に大量のiOSアプリを購入しているとAndroidに戻り辛いですからね。何かの参考になればと思います。私はなんだかんだいってもiPhone好きなのでiPhone5を使い続ける予定です。