ゲーム画面だけでなく実況者気持ちも伝えたい!
実況者の気持ちを伝えたいなら、言葉だけでなく、表情も伝えられるとより一層楽しくなります。
今回は、OBS StudioでWebカメラを使って実況者の表情を映す方法を紹介します。
Webカメラで配信してみよう
日本では馴染みがありませんが、海外でのゲーム実況は、ゲーム画面だけでなく、プレイヤーの表情を映す「顔出し」が標準的です。twitchを観ていると、ほとんどの人が顔出しをしています。
顔出しだと、プレイヤーの表情がわかり、喜んでいるのか、苦しんで知るのか、悲しんでいるのか、怒っているのかすぐにわかり、不思議と自分もその気持を共有している感覚になるので、観てる人も共感を持つようになります。もっと視聴者と距離を縮めたいなら、顔出しは有効です。
今回は、OBS Studioを使って顔出し配信の設定をご紹介します。
準備
お手軽に配信用カメラを使いたいので、格安で定評のあるWebカメラを準備しました。機能は限定的ですが、価格が安く、お試しで始めたいならちょうどいい製品です。
OBS StuidoにWebカメラ画面を追加する
まず、PCにWebカメラを接続し、OBS Studioを立ち上げます。
「ソース」→「追加」→「映像キャプチャデバイス」を選択します。
ソースを作成/選択で、「新規作成」を選んで、適当な名前を付けて「OK」を押します。
「デバイス」でWebカメラを選択します。今回は「Logicool HD Webcam C270」を選択します。
色合いホワイトバランスは「映像を構成」で、解像度、FPSはここで設定することができます。好みの設定にしましょう。
好みの設定になったら「OK」を押します。
Webカメラの画面が表示されました。画面の例ではWebカメラには暗いダミー画面を出していますが、しっかりとWebカメラが表示されているか確認しておきましょう。映像に調整が必要な場合には、先ほどの「映像キャプチャデバイスのプロパティ」で設定しておきます。
これでWebカメラ画面の追加は完了です。
ゲーム実況やトーク画面に便利なWebカメラ
Logicool C270は安くて、解像度がHDサイズ(1280x720)に対応しているコストパフォーマンスが高いWebカメラです。難点はパンフォーカスでオートフォーカスに対応していないので、寄ったり引いたりする撮影に対応していないので、定点カメラとして使うのが良いWebカメラです。
Logicool C920rは、そこそこ安くて最大解像度がフルHD(1920x1080)に対応しているWebカメラです。オートフォーカスに対応しているので、様々なモノを撮影するのに対応しています。カメラの底に三脚に取り付けられるネジ穴があるのでカメラと同じように様々な場所で撮影することができます。
IPEVO VZ-R HDMI / USB デュアルモード書画カメラの特徴は、書類やモノ撮りに特化している点が優秀です。フルHD(1920x1080)に対応していて、自分で様々な方向に角度調節できるので三脚が必要ではありません。そのうえ、カメラ部分にLEDライトが付いているので、暗い場所でもシッカリ撮影することができます。
ゲーム実況はカメラがあると楽しい
ゲーム実況やトーク配信はやっぱり顔出ししている方が楽しいです。ゲームプレイやトークだけで無く、表情から視聴者と気持ちを共有してより一層楽しくなります。
しかし、日本では顔出しは人気がありません。やっぱり恥ずかしいというのはあります。その恥ずかしさの壁を超えた先に、いつもとは違った楽しさがあります。一度ためしてみることをオススメします。