先日、久々にPCをゲットしたことをお伝えしました。ASUS X205TAです。スペックは簡単にいうと、格安Windowsタブレットにキーボードと拡張用のUSBポート、HDMI出力ポートが追加されているような仕様です。最初は2010年頃に大人気だったネットブックの再来かと思ったんですが、とんでもない!圧倒的に使えるPCになっていました。今回はネットブックとの比較を交えてレビューしてみたいと思います。
左がASUS X205TA、右がASUS Eee PC 1001PXDです。ネットブックが流行った2010〜2011年頃のASUS製ネットブックです。ネットブックの中でも新しい方です。X205TAの方は画面サイズが大きくなったので少し大きめに見えます。
次に厚みを比較しています。左がX205TAです。ネットブックより2/3の厚みまで薄くなっています。X205TAの厚みは17.5mmでかなりの薄型です。ちなみに、ほぼ同一サイズのMacbook Air 11インチは17mmです。実用的な厚みです。
電源は専用のケーブルで充電するようです。タブレットのようにUSB給電ができないのは残念なところですが、小型のACアダプタで充電するので不憫なことはないです。
左側はヘッドフォンマイク端子、miniHDMIポート、microSDポートが搭載されています。タブレットと同じようにmicroSDカードスロットがあるのは便利ですよね。
右側にはUSB2.0ポートが2つ。マウスやUSBメモリーが使えます。Windowsタブレットにありがちな、充電中はmicroUSBポートをふさぐのでUSB機器が使えないなんてことはありません。Windowsタブレットで悩ましい問題がノートPCでは問題がありません。
底面にデュアルスピーカーがあります。ステレオなのかどうかはわからないですが、意外といい音が出ます。製品紹介のページではスピーカーにも力を入れているようです。侮れないいい音です。
タッチパッドは大きめなのでタッチ操作でも十分使えます。大きめのタッチパッドだと操作が楽ちんで、使いやすです。
並べて起動してみました。X205TAは電源オンから初期デスクトップ画面が表示されるまで30秒で立ち上がりました。比べてネットブックは3分以上かかりました。圧倒的に早いです。
X205TAは画面を閉じるとスリープモードに移行します。画面を開けて作業を再開する場合、一瞬でデスクトップが表示されます。Windowsタブレットと使い勝手は一緒ですね。
画面表示の比較です。こっちはネットブックのデスクトップです。1024x600の解像度です。サイトを開くだけで精一杯です。やや狭いデスクトップですよね。
こっちはX205TAのデスクトップ。Windows8.1の推奨解像度の1366x768の解像度です。広々デスクトップです。一般的なノートPCと同等の作業性ですね。
X205TAの内蔵ストレージは64GBです。遅いHDDではなくeMMC 64GBです。フラッシュメディアを使ったストレージですが、HDDより早くSSDより遅いストレージです。シーケンスリードで86MB/sあるので十分使える速度です。フラッシュメディアなのでHDDより衝撃に強いので衝撃でディスクが壊れるリスクは少ないので安心です。