絵を描くことは好きですか?私も絵は得意じゃないけど好きです。
気軽に絵を描くならスマホやタブレットですよね。
ペンで描けるといいんですが、全てのデバイスがペンに対応しているわけではありません。
この記事では、ペンに対応していなくて細かいお絵描きができないスマホやタブレットでも絵を細かく描く方法がわかります。
動画で解説
https://www.youtube.com/watch?v=twoU38yZcRI
手軽にイラストを描きたい
突然ですが、絵を描くことは好きですか?
私も絵は得意じゃないけど好きです。
文章を書くよりも感覚的に物事を捉えることができるので便利に使っています。
手軽に絵を描きたいといった時に便利なのがスマホです。
タッチ操作で気軽に絵が描けるところが魅力ですよね。
スマホで絵を描く
スマホで絵を描くときの問題点としては、やっぱり画面が小さすぎるのが問題です。
ちょっとメモを取りたいっていうぐらいなら別に問題はないんですが、ちょっとこだわって絵を描きたいとか細かくスケッチしたいとか、 ちょっと力を入れて描きたいといった時に、スマホの画面では小さすぎてうまく描けません。
大きい画面で絵を描く
大きい画面といえば、タブレットですよね。
少し前までは、 スマホでペンを使える機種は多かったんですが。
最近は全く見なくなりましたよね。
その後に登場してきたのが、 iPad のようなタッチペンに対応したタブレットです。
iPadは絵を描くにもタブレットの王様
何年か前までは、 iPad のうち一部の機種しかタッチペンには対応していませんでしたが、最近の iPad は全てのモデルでタッチペンに対応しています。
絵を書きたいと言った時には、 iPad と Apple pencil は定番のツールになりました。
iPadで絵を描くこと
ただ iPad で絵を書きたいといった時に、 iPad と、 Appleペンシルが必要です。
ただ、どちらとも結構高価なので、 どちらとも揃えようとした場合、5万円以上かかります。
絵を書きたいといった目的に、その金額を出せるのかってのは、結構大きなハードルになります。
安いタブレットで絵を描く
じゃあ他に安いタブレットはないのか、 といった時に格安タブレットの定番といえば、 Fire HD 10ですよね。
セールの時には、必ずといっていいぐらい、安く販売されています。
ちょうど今タイムセールをやっていて、 定価15980円のものが、 1万980円と、かなりお安く買える状況になっています。
タッチペンで絵を描く
Fire HD 10そのものは、専用のタッチペンはありません。
なので無理くり対応した、なんちゃってタッチペンが必要です。
なんちゃってタッチペンっていうのは、 ペンの形はしていますが、 ペンの先っぽは、 太くなっていて、 指のかわりに、タッチペンの先でなぞる。
なぞった先に絵を描くという形で、指のかわりに絵を描くという 仕組みになっています。
なんちゃってタッチペンと言っても、 結構絵を描くことができます。
印をつけたり、文字を入力したり、 意外と便利な場面は多いです。
100均とかに言っても、タッチペンは100円で売ってるので 気軽に導入しやすいのも大きなメリットです。
Fire HD 10で絵を描く
このタッチペンで、 Fire HD 10で絵を描く場合、問題があります。
それは細かいところまで上手く描けないということです。
タッチペンの先が、指の代わりということで太くなっているので、 細かいところをにこだわって書こうとすると結構難しいです。
簡単な図形ぐらいだったら全然問題ないんですが、 人物を書く時に髪の毛の先とか、目の中を描こうとした時に、タッチペンで書くことはほぼ無理です。
Fire HD 10で細かい絵を書きたいと言った時に、残念ながら直接絵を描けるペンはありません。
Fire HD 10で細かく絵を描きたい
ただ細かく絵を書きたいという目的に対して、 Fire HD 10で使えるペンはあります。
格安のAndroid対応ペンタブレット
それはアンドロイド対応のペンタブレットです。
Fire HD 10は、 Android OS を搭載してるので、 Android 対応のペンタブレットに対応しています。
なので Fire HD 10に、ペンタブレットが使えるというわけです。
今回、使用したのは、 XP PEN製の Deco 01 V2です。
こちらを使って、検証をして行きます。
ペンタブレットとは
まずはペンタブレットについてご紹介します。
ペンタブレットとは、通称板タブと呼ばれるものです。
仕組みとしては専用の板城のボードの上に、 専用のペンで絵を描くと、絵を書いた軌跡が画面に表示されるという仕組みです。
よく 比較されるのは、液晶タブレットと呼ばれるものです。
液晶タブレットというのは、液晶画面そのものに、専用のペンで絵を描くことができるタブレットのことです。
イメージ的には、 IPad のように、 直接ペンで描くことで、ペンで描いた奇跡を画面に表示させることができます。
感覚的には、 画面に直接書いた方が直感的に書きやすいと思います。
ただ、 Fire HD 10のように、 専用タッチペンに対応していない機種は、液晶タブレットを使うことはできません。
なので今回は Android 対応のペンタブレット使用しています。
XP PEN Deco 01 V2の特徴
製品の特徴を見ていきましょう。
- 対応OS
- Windows 7以降
- Linux
- Mac OS X10.10以降
- Android6.0以降
- ChromeOS
- 非対応
- iOS
iPhoneやiPadには対応していません。
- ペン:バッテリーレス・スタイラスペン
- 傾き検知:60°まで
- 読み取り範囲:
- 10" x 6.25"
- エクスプレスキー:8個(カスタマイズ可能)→Fire HD 10には対応していません。
- 筆圧感度:8192レベル
- 読み取り高さ:10 mm
- 接続方法:USB
- カラー:ブラック
接続方法
接続方法を見ていきましょう。
Fire HD 10と接続する場合、 ペンタブレット側には、 USB-C で接続します。
Fire HD 10との接続には、直接 USB-C で接続することはできないので、付属の OTG アダプターを経由して、 USB-C に接続
します。
付属のアダプター には、 USB -C のものと、マイクロ USB のアダプターが付属しています。
古い Android タブレットや、スマホにも接続することができます。
Android対応絵おかきアプリ
Android の中で、対応したアプリはこれらです。
- ibis Paint X
- FlipaClip
- Medibang
- Autodesk Sketchbook
- Zenbrush
- Artrage
Fire HD 10対応のお絵描きアプリ
特に Fire HD 10で使える Amazon AppStore からダウンロードできるアプリはこの三つでした。
- Medibang
- Zenbrush
- Artrage
今回は Fire HD 10対応の Medibangを使っていきます。
注意したいのは、ペンタブレットを、 縦向きでしか使うことができません。
横向きには対応していないので注意が必要です。
最初は、 Fire HD 10を横向きにして、ペンタブレットも横向きにすれば横向き出来るんじゃないと思っていたんですが、残念
ながらそれはできませんでした。
必ず縦向きでしか描けないというところが注意です。
使ってみた感想としては、ペン先の動きが、しっかり追従していて、画面の細かいところまで、きっちりかけます。
文字だけではなく、キャラクターとか、人のスケッチとか、細かいところまで描かないといけないようなところでも、きっち
り書けるので、なんちゃってタッチペンよりも、格段に書きやすくなります。
残念なのは、ペンタブレットそのものは筆圧感知の機能を持っているんですが、 このアプリでは筆圧を感知することができな
い感じがします。
要するにペンを強く押すと、 線が太くなる、 弱く書くと、線が細くなるという仕組みです。
やり方を知らないだけかもしれませんが、ちょっとそれは再現できなかったですね。
他のアプリを使うと対応できるのかもしれません。
無料のGoogle Playお絵描きアプリ
次は、無料の Google Playアプリ、アイビスペイント X を試していきます。
Google Play用のアプリは、 本来 Fire HD 10では使えないようになっています。
なので、 Google Playを使えるような手続きが必要になります。
このチャンネルでも、 Fire HD 10に Google Fire HD 10に Google プレイを使える方法について解説しているので、よかっ
たらそっちの動画も見てください。
それでは ibis Paint X を使っていきます。
このアプリは様々なお絵かき方法に対応しています。
ペン先の種類を変えて、いろんな線を再現してみたり、ブラシを使ってイメージから描いてみたり、様々なお絵かきができま
す。
ペンの動きに追従するのはもちろん、筆圧にも対応しています。
ペンの先を強く押せば、線は太くなるし、ペンの先を軽く押せば、線は細くなります。
結構、自由自在に 絵を描くことができるのではないでしょうか。
ペンタブ(板タブ)のメリット
ここでペンタブのメリットをご紹介します。
やはりペンタブのメリットは細かいところまで描けるのがいいですね。
今まで指や、タッチペンで絵を書いていた頃は込み入ったところを描くことができませんでしたが、 タッチペンを使うことで
かなり細かく絵を描くことができるようになります。
絵を描くことが好きな人にとっては、きめ細かさは大きな違いですよね。
メリット二つ目は、タッチ誤動作が起こりにくいことです。
タブレットのお絵かきといえば、 定番は iPad ですが、 iPad は ペンだけではなく、指のタッチにも対応しているので、 意外
と誤動作を起こしやすいです。
例えばペンで書いていた時に、タッチ操作に反応して、思っていたとは違うところで絵を書いてしまったり、 間違って拡大縮
小回転をしてしまった、そういった後動作をよく聞きます。
ペンタブレットでは、タッチ操作には対応していなく、ペンの操作のみに対応しているので、間違ったタッチ操作を検出しな
い特徴があります。
そういった問題を嫌って、ペンタブレットを選ぶ人も多いとよく聞きます。
そしてメリット三つ目は、 価格が安いということです。
特に今回ご紹介した、 XP pen のペンタブレットは、結構頻繁にセールをやっています。
紹介した時点でもクーポンを発行していて、 安く買える状態になっています。
液晶タブレットや、 iPad で揃えるよりも、 格段に安く揃えられると思います。
ペンタブ(板タブ)のデメリット
ここからはペンタブのデメリットをご紹介します。
デメリットとしては、 描くのに最初は慣れが必要ということです。
液晶画面に、直接ペンを触れるわけではないので、 ペンの動きの感覚と、画面のカーソルの動きの感覚、 その感覚を掴むのに
時間がかかります。
こればっかりは、何度も練習して、 ペンの動きと画面の動きの感覚のズレを修正する必要があります。
ただ一度慣れてしまえば、 手足のように使えるようになると思います。
テレビゲームで遊ぶ時に、 操作はコントローラーで行いますが、画面とコントローラーは離れた位置にあります。 最初は慣れ
るまでに、何度も練習しますよね。あの感覚と同じような感じです。
デメリット二つ目はは、机の上で描くことが多くなることです。
画面に直接描けるタイプのタブレットは、手に持って書くことができますが、 ペンタブレットを、別々の場所に置かないとい
けないので、 ペンタブレットは机の上か、 膝の上に置くことが多くなります。
どうしても場所を取ってしまうので、コンパクトに書けないというデメリットになります。
デメリット三つ目は、 拡大縮小回転はペンかキーボードで操作しなければならないということです。
どういうことかと言うと、 IPad で、拡大縮小回転は、 指先で感覚的に操作できますが、 タッチ操作に対応していないペンタ
ブレットの場合、ペンで拡大縮小回転を選ぶか、 キーボードのショートカットキーを使って拡大縮小回転をする必要があります。
慣れてしまえば問題はないんですのですが、 タブレットやスマホで、 縮小回転に慣れてしまっている場合、 この辺りに使いにくさを感じるんではないかと思います。
ただやり方を覚えてしまえば、簡単なのでそこまで問題じゃないのかもしれません。
拡大縮小回転を効率的にする左手デバイス
じゃあ拡大縮小回転の便利な方法としては、 キーボードを使うことです。
例えば、 Bluetooth のキーボード、 Bluetooth のテンキーですね。
テンキーは、 数字を入力するのではなくて、ショートカットキーを入力するのに用います。
Bluetooth キーボードは、ショートカットキーを直接入力するときに使います。
これらのキーボードのショートカットキーを使って、拡大縮小回転を効率的に行うことができます。
タブレットで絵を描く場合、これらのキーボードは必須なんじゃないかなと思えるくらい必須アイテムです。
ペンタブの最適な大きさは?
あと、気づいたこととして、 Fire HD 10でペンタブレットを使う場合、 画面サイズよりも大きいタブレットは、描きにくいということです。
感覚的な問題なのかもしれませんが、 ペンの動きの量と、 画面の動きの量を比べたときに、ペンの動きの量よりも、 画面の動きの量が小さいと、動きが悪いっていう印象を受けます。
ペンタブレットの大きさは、 タブレットの画面の大きさよりも、 同じくらいの大きさか、小さい方が書きやすいなと思います。
じゃあ小さいサイズのペンタブはあるのかと言うと、 あります。
XP PEN Deco mini7あたりが良さそうです。
概要欄にリンクを貼っておきます。確認してみてください。
まとめ
まとめです。
今回はFire HD 10で絵を細かく描く方法について紹介してきました。
- Fire HD10でAndroid対応ペンタブを使える
- メリット
- 細かいところまで描ける
- タッチ誤動作が起こりにくい
- 価格が安い
- デメリット
- 描くのに慣れが必要
- 拡大縮小回転はペンで操作
- ペンタブは画面より小さいほうが描きやすい