PS4でゲーム実況を始めたけど、マイクの音質が悪かったり、マイクの音にもこだわりたいと思いますよね。
視聴者には、もっといい音で聴いて欲しいですよね。
でも困ったことにマイクって実際に使ってみないと音質はわかりません。
今回は、実際にPS4で試したマイクとその音質、そしてコストパフォーマンスの高いマイクを紹介していきます。
PlayStation4専用カメラ
PlayStation4専用純正カメラCUH-ZEY1です。
このカメラにはデュアルレンズカメラ機能の他、4チャンネルアレイ式マイクロホンが搭載しているのでマイクとしても活用できます。
PlayStation純正なのでPlayStation4との相性が良さそうな感じです。
旧型のPlayStation Cameraなら中古で1500円くらいで買えるみたいです。
私が買ったPlayStation Cameraは本体だけでテレビに固定できる備品が付属していませんでした。
最初は両面テープで固定していましたが、直ぐに剥がれてしまうし、カメラの微妙な角度調節ができなかったのでやめました。
今はスマホを固定できるマウンタとカメラスタンドで固定しています。
こっちの方が微妙な角度調節や距離感を調節できるのでおすすめです。
このカメラで録音した音を聴いてみます。
だいぶ環境音を拾っていますが、しっかり聞き取れています。
でも、4チャンネルアレイ式マイクの効果はあまりなさそうです。
ゲームに活用されているのでしょう。
ゲーム中のボイスチャットに使うには問題無いといった感じです。
マランツプロ USBコンデンサーマイク MPM1000U
もともとはパソコン用に買ったマイクがこのマランツプロ USBコンデンサーマイク MPM1000Uです。
PS4でも使える事がわかっていたのでPS4で使用感を確かめてみます。
USB接続タイプの指向性コンデンサーマイクです。単一指向性なのでマイクの正面からの音を拾いやすく、環境音を拾いにくいのが特徴です。
価格は6500円くらいです。お手軽に買えるコスパの高い人気のあるマイクのひとつです。
このカメラで録音した音を聴いてみます。
録音した環境はデスクトップパソコンのファンの音がうるさい環境ですが、単一指向性マイクの効果でこのマイクで録音した音には環境音が少ないのがわかります。
マイクから20cm離れた場所から話しても声の音はしっかり聞き取れていて、環境音が少ないのでマランツプロ USBコンデンサーマイク MPM1000Uは環境音を拾いにくい声もしっかり聞き取れる優秀なマイクです。
MugigマイクUSB コンデンサーマイク
中華製の単一指向性USBコンデンサーマイクです。
アマゾンで1200円くらいで買えます。
もともとはパソコン用のUSBマイクですが、PS4でも使うことができます。
この製品の特徴は単一指向性のコンデンサーマイクでなんといっても価格が安いこと。
みてのとおり、マイクに直接USBケーブルが繋がっているので故障したら買い替えしかないです。
壊れたらそれまで。使い捨て感覚で使えということなのでしょう。
このカメラで録音した音を聴いてみます。
指向性だけあって、環境音はすごく少なくて良いです。
でも、小さいながらも高周波のノイズが乗りっぱなしなのでノイズの影響を受けやすいマイクみたいです。
録音したあとにノイズ除去すれば問題ないですが、その場で音を流すライブ配信には向かない感じですね。
価格は安いので、とりあえずUSB接続の単一指向性マイクがほしい人には良い選択かもしれません。
外付けUSBサウンドカード
理想のPS4向けコストパフォーマンス最高のマイク探しは続きます。
USBマイクだとあまり種類が無いので、普通のマイクを使うべくUSBオーディオを使うことにしました。
外付けUSBサウンドカードを使えば、市販されているマイクを使うことができます。
高級品は手が出ないので、安くてノイズの少ないUSBサウンドカードはこの製品に行く付きました。
この製品に様々なマイクを取り付けて検証していきます。
SONY コンデンサーマイクロホン ECM-PCV80U
このマイクは、ソニーのコンデンサーマイクPCV80U ECM-PCV80Uです。
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-PCV80U
この製品は単一指向性のマイクで環境音を拾いにくく、特定方向の音を拾いやすいマイクです。価格は3500円くらいで。アマゾンでも人気のマイクのひとつです。
実はこの製品にはUSBサウンドカードが付属しています。
しかし付属のUSBサウンドカードを使ってはいけません。高周波ノイズが乗ってしまうので音質を下げてしまいます。
最初、付属のUSBサウンドカードを使った時にこんなに音質の悪いマイクなのか?とガッカリしました。でも他のUSBサウンドカードに取り付けた時に音質を下げていたのは付属のUSBサウンドカードが原因だということがわかりました。
このマイクで録音した音声を聴いてみます。
環境音を拾いにくくて、音声をわりとクリアに拾っていることがわかりました。
口元から離した位置からでもしっかり音を拾ってくれるのでかなり優秀です。
SONY コンデンサーマイク ステレオ/ICレコーダー ECM-CS3
このマイクはピンマイクです。胸のポケットやネクタイに付属のクリップで固定して使います。
ステレオで録音できて、全指向性タイプのマイクです。
アマゾンで1500円くらいで買えます。
ステレオ全指向性なので声だけでなく環境音をわざと録音したい場合にうってつけです。
ナレーションを録音しながら、環境音を録音して臨場感のある音を録音することができます。
このマイクで録音した音声を聴いてみます。
環境音を録音しつつも、話している音声もしっかり録音しています。
ただ環境音はゲーム実況では必要ないので、ゲーム実況とは相性はよくないです。
私の場合、ビデオカメラのマイク端子にこのマイクを接続してナレーションと環境を同時録音する時に使っています。
パイオニア密閉型ハイレゾ対応ヘッドホン SE-MS5T
このヘッドホンはハイレゾ対応のヘッドホンが欲しくて買ったものです。
低価格のハイレゾ対応ヘッドホンでアマゾンで4500円くらいで買えます。
Pioneer Style ハイレゾ音源対応 ヘッドホン SE-MS5T-K
ヘッドセットはどれもこれも中華製ばっかりだったので、日本メーカーのものを使って観たかったんです。
この製品は、スマートホンでも使えるようにマイクが内蔵されていたので今回のテストで使用してみました。
この内蔵マイクで録音した音声を聴いてみます。
高感度では無いですが、マイクが口元に近いので、意外と環境音拾わなくて、音声もしっかり録音できています。ゲーム実況に十分通用するヘッドセットとしても使えそうです。
中華製ゲーミングヘッドセット
ゲーム実況を始めた時に最初に買ったのがこのヘッドセット、色鮮やかでいかにもゲーミングといった感じの中華製ゲーミングヘッドセットです。価格はアマゾンで3200円くらい。
口元にマイクのアームが伸びる感じです。マイクの感度は低めなので、環境音を拾わずに音声だけを拾える感じです。
この製品の弱点は長時間装着していると耳が痛くなるところです。
ゲームをしていると2~3時間連続で遊んでいるので長時間装着できるかもポイントですよね。
まとめ
紹介してきた中でおすすめなマイクを3つあげるとすれば、この3つ。
ノイズの少ない指向性USBマイク。PS4だけでなくPCにも使える。
SONY エレクトレットコンデンサーマイクロホン ECM-PCV80U
ノイズの少ない指向性マイク。USBサウンドカードが必要。
マイク付属のUSBサウンドカードは使うのはNG。別途USB外付けサウンドカードをつかましょう。
Pioneer Style ハイレゾ音源対応 ヘッドホン SE-MS5T-K
別の目的に買ったハイレゾ対応ヘッドホン。内蔵マイクが意外と働いてくれます。密閉型ヘッドホン
なので長時間装着していても耳があまり痛くならないもの嬉しいところ。