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強固にアップグレード!書画カメラIPEVO V4Kをレビュー

書画カメラV4K

手元の書類やモノ等をお手軽に撮影たいと思ったことはありませんか?スマホで撮影するにも手ブレがなかなか上手く撮れないですよね?そんな時は書画カメラです。

元々、書類をPCを使って画面に映し出すのを特徴とした製品ですが、高性能化、高画質化と共に書類だけでなく、録画やライブ配信などのニーズに応えられる製品にアップグレードされました。

今回はアップグレードした書画カメラIPEVO V4Kをレビューしていきます。

書画カメラとは

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書画カメラとは本や書類をPC上でリアルタイムに読み込みことができるカメラのことです。

PCとプロジェクターを使って手元の様子をリアルタイムにPC上やライブ配信で出力できるので教育現場だけでなく、ビジネス、ライブ配信者に便利なカメラです。

IPEVO社はその分野での先駆者で、これまで様々な書画カメラを開発しています。

 

IPEVO V4Kを開封

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パッケージを見ていきます。

両手で抱えられるサイズで必要な情報が印刷されたパッケージになっています。

思っていたよりも少し大きめでした。

 

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パッケージを開いていきます。

しっかり製品を梱包しているので、安心して輸送できそうです。

 

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製品を見ていきます。

製品はこんな感じです。アームが4箇所で曲がるようになっていて先端にカメラが搭載されています。

PCへの接続は一般的なUSB2.0です。

 

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アームを伸び切った状態で全長を測ってみます。

 

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およそ310〜370mmくらいの高さまで高くなります。

結構、高い場所からの撮影が可能です。

 

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最も低くするとコンパクトになります。

使わない時はこの状態で保管すると良いでしょう。

 

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カメラの先端部分にはフォーカスボタン、オートフォカスの固定、追従スイッチ、露出の調整ボタンがあります。

PC側だけでなく実際に対象物を見ながら細かく調整できる物理ボタンがあるのは嬉しい仕様です。

ボタン類はカメラの上面だと押しにくいので、サイドで押せると便利だと思いました。

 

新デザインのスタンドで強固に!

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IPEVO V4Kの大きな特徴の一つはアームの関節部分にあります。

右側の画像は同社旧モデルの書画カメラです。アームの関節部分がマイナス凹みの形状に変更されました。

以前のモデルだと使い続けると関節部分がヘタってしまって緩んだり、割れてしまったりして耐久性に問題がありました。

このモデルV4Kでは、形状変更で緩んだときの増し締めが可能になりました。

アーム部分もやや固めになっているので全体的に耐久性がアップしました。

 

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アームの関節4箇所に対してすべて増し締め対応にアップグレードしています。

どこでネジが緩んでも増し締め可能で、長く使えそうですね。

 

カメラがアップグレード

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本製品はカメラも大幅アップグレードされました。800万画素Sony製CMOSセンサーを採用することにより、高画質化が図られ解像度:3264 x 2448まで対応できるようになりました。

800万画素Sony製CMOSセンサーといえばiPhoneシリーズに採用されているSony製CMOSを思い出します。iPhone同等の画質で映像を扱うことができるようなイメージですね。

私にとって、今回のアップグレードの中で最もお気に入りの性能向上です。

 

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実際にiPhoneを撮影してみました。

様々な色のアイコンも忠実に再現されています。アーム付きWebカメラのような感じで扱えるので、スマホと違って手で持たずに写真や映像を残すことができます。モノ撮りには最も便利に活用できます。

画質は大幅にアップグレードしている印象。iPhoneで撮影した写真と同等の画質になっています。

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アームが様々な角度に曲がります。下向きだけでなく、正面、上向きにも対応している全方向対応カメラです。

Webカメラとしても扱うことができるので、モノ撮り、録画、ライブ配信など屋内での撮影に対応可能です。

最近ではYouTubeやtwitchなどの動画配信サービスが人気で、通常使われるのが本格的なビデオカメラやWebカメラですが、Webカメラよりも高性能で、ビデオカメラよりも格安です。

部屋の中で三脚を使ったビデオカメラ撮影は意外と場所が必要ですが、この書画カメラなら、そんな場所は必要ではありません。机があればOKです。

 

 

純正ソフトIPEVO Visualizerは機能が揃ってる

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IPEVO V4Kは様々なソフトウェアに対応しています。OSはWindows/Mac/Chromebook。

対応しているソフトウェアの一例として、公式サイトから引用すると下記ですが、他にも対応していそうでした。

  • IPEVO Visualizer
  • Skype
  • Google Hangouts
  • GoToMeeting
  • Camtasia
  • OBS

純正のIPEVO Visualizerの使い勝手を見ていきます。

 

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多くの撮影方法をサポートしています。

  • 静止画撮影
  • 動画撮影
  • スローモーション撮影
  • ライブ配信
  • ライムラプス
  • TWAIN
  • QRコードスキャン
  • テキスト読み上げ
  • ドキュメントスキャナー
  • 拡大

ほしい機能は揃っている感じです。QRコードスキャン、スローモーション撮影、ライムラプス、ライブ配信に対応しているのは手厚いサポートを感じます。

 

詳細な設定が可能

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設定を見ていきましょう。

「カメラ選択」では、リフレッシュレートや、コントラスト等、画質をPC上で手軽に調整できるようになっています。

スマホ撮影なら撮った後に絵作りをしないといけないので、失敗したら再度撮影が必要です。

しかしIPEVO V4Kなら絵作りしながらリアルタイム撮影ができます。この製品の強みですね。

 

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「拡大縮小」では倍率を変更することができます。

最大12倍までデジタルズームが可能です。

800万画素のCMOSセンサーなので、ズームした映像でもしっかり記録することができます。

 

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「回転&方向反転」では映像の方向性を調整することができます。

カメラ側で、どうしても難しい方向からの撮影ならソフトウェアで調整できます。

 

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「解像度&縦横比」では解像度とアスペクト比を選択することができます。

解像度は最大3264x2448まで対応しています。

 

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「露出」では露出調整ができます。

カメラ部分の露出ボタンだけでなくソフトウェア側でも調整ができます。

固定露出も可能です。

 

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「ホワイトバランス」ではホワイトバランスを調整できます。

K(ケルビン)の色温度で表示されて、どのくらいの色なのかわかるのがお気に入りです。

 

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「フォーカス」ではフォーカスを調整できます。

マニュアルフォーカス、固定、追従を選ぶことができます。

 

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「フィルター」では様々なフィルターをリアルタイムで反映することができます。

手元でフィルターの効果を確認しつつ撮影できるのは大きなメリットですよね。

 

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ウインドウ左上の「MODE」ボタンを押すと全画面で表示することができます。

 

設定画面

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設定画面で気になった設定を抜粋していきます。

スローモーションでは速度1/2から1/5まで選択することができます。

 

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単体でYouTubeのライブ配信に対応しているようです。

ライブ配信については、ライブ配信ソフトOBSを使えば他の配信サイトにも対応できます。

 

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タイムラプスのインターバルは1秒から1時間まで変更が可能です。

 

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  • この記事を書いた人

桜島

三度の飯よりレビューが好きなブロガー&YouTuber。 ガジェット、通信機器、半導体関連の有益な情報や体験を発信しています。

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