OBS Studioをベースにを作られているStreamlabs OBSは便利なアプリです。
OBS Studioをベースにつくられているものの、ウィンドウキャプチャでの範囲を指定する方法はOBSと少しやり方が変わっています。
今回は、Streamlabs OBSでウィンドウの範囲を指定する方法を紹介します。
動画で観る
キャプチャするウィンドウの準備
キャプチャしたいウィンドウを開きます。
例としてHDMIビデオキャプチャからのゲーム画面をAmaRecTVでキャプチャしたウィンドウを準備しました。
Streamlabs OBSの設定方法
先日のStreamlabs OBSのアップデートで日本語UIが使えるようになりました。使いやすさが向上しています。
今回は日本語UI環境で紹介します。
「エディター」で「ソース」の「+」をクリックします。
「ウィンドウのキャプチャー」を選択します。
「ソースを追加します。」をクリックします。
ソースの名前を付けて、「 新しいソースを追加します。」をクリックします。
「完成」をクリックします。
キャプチャしたいウィンドウが追加されました。
ウィンドウキャプチャの範囲を指定
ここからがOBS Studioとやり方が違うところです。
OBS Studioはウィンドウの端をドラッグアンドドロップすることで範囲指定できましたが、その方法はStreamlabs OBSでは使えません。
Streamlabs OBSではフィルタを使います。
「ソース」の範囲指定したいウィンドウを選択して、右クリックします。
「フィルター」を選択してクリックします。
「フィルターをレイヤーする」という、画面が表示されます。(日本語おかしい)
「+」をクリックします。
(日本語訳がおかしいので英語版に戻して以降を説明します。)
「Filter Type」で「Crop/Pad」を選択して「DONE」をクリックします。
Crop(切り出す)ウィンドウの範囲をここで指定します。この設定では上を36、下を22クロップするようにしました。
赤で囲っている右側の↑↓ボタンを、マウスでカチカチ押すことで細かく調整することができます。
もちろん、直接数字を入力しても大丈夫です。
完了したら「DONE」をクリックします。
「エディタ」で追加したウィンドウの上下の不要な部分が消えました。
ウィンドウを画面一杯に広げます。対象ウィンドウの右下の■をクリックして画面端までドラッグします。
ウィンドウを画面いっぱいに広げられました。
これでウィンドウを範囲指定できて、拡大することができました。