スマホやタブレットではYouTubeライブのコメントを画面内に表示することができますが、他のデバイス等、例えばChromecastや、フル画面等ではコメントを表示することができません。
そこで、設定が簡単なStreamlabs OBSを使って配信画面に直接チャットコメントを埋め込んで配信する方法を紹介します。
YouTubeライブのコメントを配信画面に表示するメリット
YouTubeライブでの視聴者のコメントは、配信者が嬉しいだけでなく、観ている視聴者も楽しくなりますよね。
ただ、コメントを読みながら配信画面を観ると配信画面に集中できなくなります。
そこで、コメントを配信画面に表示させることで配信画面だけを見ればコメントを読むことができます。
今回は、最初からコメント表示機能を備えたStreamlabs OBSを使って設定をしていきます。
準備
まずは、Streamlabs OBSをインストールしておく必要があります。
以下のリンクからセットアップを完了しておきましょう。
Streamlabs OBSでの設定方法
ここでは、チャットを画面に表示するまでの手順を説明していきます。
「SOURCES」で「＋」をクリックします。
「WIDGETS」の中から「Chatbox」を選択します。
「ADD SOURCE」をクリックします。
チャットボックスに名前をつけて「ADD NEW SOURCE」をクリックします。
設定を変えずにそのまま追加する場合は「DONE」をクリックします。
チャットをカスタマイズする
チャット欄をある程度カスタマイズすることができます。そのままで使っても良いですが、自分らしさを表現するにはカスタマイズしておきましょう。
「GO TO WIDGET」をクリックします。
Streamlabs OBSで「Chat Box」が表示されます。
チャットの表示例が表示されます。例では英語で表示されていますが、日本語でも使うことができます。
「Theme」ではチャットのテーマを変更することができます。これは「Clean」です。
これは「Boxed」。
これは「twitch」。
これは「Old School」。
これは「Chunky」。
その他には
Badges：チャット欄にモデレータやチャンネル登録者をバッチで明示できます。
Extra Emotes：BetterTTVや、FrankerFaceZ、Supermegafan のエモートを有効/無効にできます。
その他、様々な設定ができます。
カスタマイズが終わったら画面下の「SAVE SETTINGS」を押して設定を保存します。
チャットコメントは、このように表示されます。チャットの位置や大きさを変更していきます。読みやすくて邪魔にならない位置と大きさを調整していきましょう。
これでチャットの画面への表示は完了です。