iPhone 16 Pro Max、ついに手に入れましたか?それとも、わたくしと同じように進化したカメラ性能に惹かれて、今まさに購入を考えているわけですか?最新のiPhoneって、手に入れる前はワクワクしますよね!
でも正直、わたくしはiPhone 16 Pro Maxを発売してすぐに手に入れ、半年間しっかり使い込んでいますが、「あれ?もしかして、これってちょっと後悔…?」と感じる瞬間もゼロではありませんでした。最新機種だからといって、必ずしも全ての人にとって最高の選択肢とは限らないのかもしれません。特に、今このタイミングで買うのは「アリ」なのか、それとも「ナシ」なのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんなあなたの疑問や不安にお答えするために、わたくしがiPhone 16 Pro Maxを半年間ヘビーに使って分かった「ホントのところ」を正直にレビューします!単なるカタログスペックの羅列ではなく、実際の使い心地、バッテリー持ち、カメラの進化、そして意外な落とし穴まで、良い面も悪い面も包み隠さずぶっちゃけます。
特に後半では、「半年使ったわたくしが、今からiPhone 16 Pro Maxを買うことをおすすめするのか、しないのか」について、具体的な理由とともに結論を話していきます。最後まで見れば、あなたがiPhone 16 Pro Maxを買うべきか、それとも別の選択肢を考えるべきか、きっとはっきり判断できるようになるはずです。ぜひ最後までお付き合いください!
動画での解説はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=hyU_mH8C85A
持ちやすさ
iPhone 16 Pro Maxを手にした最初の印象から、その大きさを強く感じました。特に、わたくしのように手が小さい人間にとっては、この6.7インチというサイズは、正直かなりデカすぎます。
片手での操作は、まさに「綱渡り」のような感覚です。画面の端まで指を伸ばそうとすると、本体がぐらつき、落としてしまいそうになることがよくありました。特に、アプリの左上にある戻るボタンをタップしたり、画面の最上部から通知センターを引き下げたりする操作は、両手を使わないとまず不可能です。電車の中や街中など、片手で操作せざるを得ない場面では、その度に「もう少しコンパクトであれば…」と感じていました。
高性能であることは十分に理解しており、そのためにこの大きなサイズになっていることも頭では分かっているのですが、やはり日常使いにおける「持ちにくさ」は、使い始めの頃は無視できないストレスでした。LINEの返信をサッと打ちたい時や、急いで調べ物をしたい時など、片手で完結させたい場面が多いだけに、その度に両手を使わなければならない煩わしさを感じていました。
この「持ちにくさ」を解消するために、わたくしが試行錯誤の末にたどり着いたのが、スマホリングの導入です。背面に取り付けることで、指を通してしっかりとホールドできるようになり、グリップ感が劇的に向上しました。まるで、不安定だった足元に、確かな支えができたような安心感です。
様々な種類のスマホリングが販売されていますが、実際にいくつか試してみて、最終的に自分の手のサイズや持ち方に合ったものを見つけることができました。わたくしはMagsafeです。リングに指を通すことで、本体が手のひらから滑り落ちる心配がほとんどなくなり、不安なくiPhoneを持つことができるようになったのは、本当に大きなことでした。これで、日常使いにおけるストレスが大幅に軽減されました。
スマホリングの恩恵は、単にグリップ感が向上しただけではありませんでした。リングに指を通すことで、片手での写真撮影が格段に楽になったのです。
以前は、シャッターボタンを押す際にどうしても手が安定せず、せっかくのシャッターチャンスでブレてしまうことが多かったのですが、リングに指を通すことでしっかりとホールドできるようになり、本体が安定するため、ブレることなく写真を撮りやすくなりました。特に、急いでポートレート写真を撮りたい時や、動いている被写体を捉えたい時などには、その便利さを強く感じています。街中でふと見かけた風景や、愛しいペットの決定的な瞬間など、これまで逃していたかもしれないシャッターチャンスを、しっかりとものにできるようになりました。
半年間の使用を経て、iPhone 16 Pro Maxのサイズには慣れてきたものの、やはり片手操作の限界はあります。しかし、スマホリングという強力な味方を得たことで、そのデメリットをかなり補うことができています。もしiPhone 16 Pro Maxの大きさに不安を感じている方がいれば、ぜひスマホリングの導入を検討することをおすすめします。
画面の見やすさ:半年後のディスプレイは、感動から「当たり前」へ
iPhone 16 Pro Maxのディスプレイは、購入時本当に息をのむほど印象的でした。その明るさ、色の鮮やかさ、滑らかなスクロール。全てが以前使用していたiPhoneや他のスマートフォンと比べても、一段と進化していると感じました。
特に、最大の明るさはすごくて、強い日差しの下でも、画面の視認性が非常に高く、屋外で地図を見たり、写真を確認したりする際に全くストレスを感じることがありませんでした。これまでのスマートフォンでは、日中の屋外では画面が暗くて見えづらく、日陰を探したり、手で覆ったりする必要がありましたが、iPhone 16 Pro Maxはその必要がありません。色の表現も非常に豊かで、楽しかったです。HDRコンテンツを視聴する際の迫力は格別でした。
しかし、人間の目は意外と順応するものですね。毎日この美しいディスプレイを見ているうちに、その感動は徐々に薄れ、「当たり前」の感覚になってしまいました。最近では、普段使いでサブ機として使用しているPixelスマートフォンのディスプレイと見比べてみても、「圧倒的な差がある!」と感じることは少なくなりました。もちろん、スペック上の数値やプロの目で見れば違いは歴然なのかもしれませんが、日常生活でウェブサイトを見たり、SNSをチェックしたり、動画を視聴したりする分には、どちらも十分に綺麗だと感じてしまいます。
技術的にはiPhone 16 Pro Maxの方が高画質で、より正確な色を再現できているのかもしれませんが、日々の使用において、その微細な差を強く意識することは少なくなりました。Pixelのディスプレイも十分素晴らしいということですね。
iPhone史上最大サイズとなるiPhone 16 Pro Maxのディスプレイは、購入前は大きなアドバンテージだと感じていました。この広々とした画面で動画を大迫力で楽しんだり、作業効率を上げたりできるだろうと期待していました。そして、実際にその広さは非常に便利でした。電子書籍を読む際も一度に表示できる情報量が多く、快適でした。
しかし、半年も使っていると、この大きなサイズにもすっかり慣れてしまい、「あって当たり前」の感覚になってしまいました。もちろん、以前のモデルのような小さい画面に戻ったら、その狭さに驚くとは思いますが、購入当初のような「この大画面で何でもできる!」という特別なありがたみは薄れてしまいました。
とは言え、iPhone 16 Pro Maxの画面の見やすさに不満があるわけでは決してありません。明るさも十分ですし、色の再現性も高く、テキストも非常にクリアで読みやすいです。スクロールも非常に滑らかで、長時間のウェブ閲覧やSNSのチェックでも目が疲れにくいように思います。日常的な使用において、画面が見にくいと感じることは一度もありませんでした。
つまり、購入当初の強烈な感動は薄れたものの、そのディスプレイの基本的な品質の高さは今も変わらず、画面の見やすさに関しては全く不自由していません。最新の技術を搭載した最高品質のディスプレイであることは間違いありませんが、人間の「慣れ」という側面も考慮に入れると、その価値をどう評価するかは人それぞれかもしれません。
動作速度:半年経っても衰えないサクサク感、スマホの性能はもう頭打ち?
一般的に、スマートフォンは長期間使用していると、OSのアップデートやアプリの増加、キャッシュの蓄積などにより、動作が遅くなる傾向があると言われています。わたくしも過去に使ってきたAndroidスマートフォンなどでは、購入当初のサクサク感が失われ、もっさりとした動作になる変化を感じることがありました。
しかし、iPhone 16 Pro Maxに関しては、半年間使用した現在でも、動作が遅くなったと感じることは全くありません。購入したばかりの頃と変わらない快適な動作を維持しています。わたくしは普段から、必要以上に多くのアプリをインストールしないように心がけ、定期的に不要なデータやアプリを整理するようにはしていますが、それを差し引いても、この快適さには目を見張るものがあります。
iPhone 16 Pro Maxの動作速度について表現するならば、「信じられないくらい早い!」というよりも、むしろ「全くストレスなくスマホを操作できている」という感覚に近いかもしれません。重たいゲームアプリを複数起動したり、動画編集のような高負荷な作業をしたりしない限り、日常的な使用において動作速度が気になる場面は皆無と言って良いでしょう。
アプリの起動は非常に早く、ホーム画面のアイコンをタップした瞬間にほぼ同時にアプリが開く感覚です。複数のアプリを同時に使用して、アプリ間を切り替える際も、もたつきや引っかかりを感じることは一切ありません。ウェブサイトの閲覧やYouTubeなどの動画再生も非常にスムーズで、高画質での再生も快適です。SNSのタイムラインを高速でスクロールしても、画像の読み込みなどが追いつかないといったこともありません。
この快適な動作は、iPhone 16 Pro Maxに搭載されている最新チップの圧倒的な処理能力の賜物でしょう。日常的なタスクにおいては、このチップの性能をフルに使い切る場面はほとんどないのかもしれません。
個人的な感想としては、iPhone 8以降のモデルから、スマートフォンの基本的な動作速度はすでに非常に高いレベルに達しており、日常的な使用においては、劇的な向上を感じる機会が少なくなったように思います。もちろん、新しいチップが搭載されるたびにベンチマークスコアは向上し、理論上の処理能力は上がっているのでしょうが、ウェブサイトを見る、SNSをチェックする、簡単なゲームをする、といった日常的な使用において、その差を明確に感じ取るのは難しくなってきているのではないでしょうか。
もしかしたら、スマートフォンの動作速度は、一般的な用途においてはすでに「十分すぎる」レベルに達し、飽和点に近づいているのかもしれません。これ以上の速度向上よりも、バッテリー持ちの改善、カメラ性能のさらなる進化、新しいセンサーの搭載、AI機能の強化といった、別の要素に進化の焦点が移っているのかもしれませんね。iPhone 16 Pro Maxの動作速度は文句なしに快適ですが、それが他の最新ハイエンドスマホと比較して、圧倒的な差別化要因になるかというと、疑問符がつく部分もあります。
バッテリー持ち:半年後も驚異の100%!私の運用法と実感
まず結果からお伝えします。半年間、毎日欠かさず使用してきた私のiPhone 16 Pro Maxのバッテリー状態を確認したところ、なんと最大容量は100%をキープしていました!これは、わたくし自身も予想以上の結果で、正直二度見してしまいました。一般的に、スマートフォンのバッテリーは使い込むほど劣化し、最大容量は徐々に減少していくものだからです。
さらに、この半年間での充電回数は、設定画面で確認したところわずか62回でした。もちろん、使い方によって充電頻度は変わりますが、毎日のように使用しているデバイスとしては、かなり少ない方なのではないでしょうか。これは、iPhone 16 Pro Max自体のバッテリー容量が大きいことに加え、わたくしが普段からバッテリーの充電方法に少し気を付けていることも影響しているかもしれません。
バッテリーの劣化をできるだけ抑えるために、わたくしはiPhoneの設定でバッテリー充電の上限を80%に設定しています。これは、リチウムイオンバッテリーの特性として、満充電に近い状態(80%〜100%)を長く保つことが、バッテリーの劣化を早める一因となると言われているため、意図的に充電を80%でストップさせているものです。
この設定にすることで、表示上の最大容量は常に80%でストップするわけですが、実際の運用において、バッテリー切れの心配はほとんどありません。わたくしの1日の使い方としては、朝7時頃に80%充電でスタートし、通勤中に音楽を聴いたりSNSをチェックしたり、日中は仕事の合間に情報収集やメッセージのやり取り、休憩中に動画視聴などを挟み、夜帰宅する頃でも、まだ30%〜40%程度バッテリーが残っていることが多いです。仮にその日あまり使わなかった場合は、50%以上残っていることも珍しくありません。
つまり、わたくしの使い方であれば、バッテリー充電の上限を80%に設定していても、朝から晩まで十分にバッテリーが持ちます。寝る前に充電器に置けば、朝には再び80%まで充電されているので、バッテリー残量を気にすることなく一日をスタートできます。
念のため、外出時にはコンパクトなモバイルバッテリーを常に持ち歩いているのですが、この半年間で実際に使用したのは本当に数えるほどしかありません。ほとんどが、前夜に充電を忘れてしまい、朝慌てて少しだけ充電したいといった緊急用として使った程度です。
これは、iPhone 16 Pro Maxのバッテリー容量が、わたくしのような一般的な使い方をするユーザーにとっては十分すぎるほど大容量であるという証拠でしょう。動画を長時間視聴したり、バッテリーを多く消費するゲームを頻繁にプレイしたりするヘビーユーザーの方でも、以前のモデルや他のスマートフォンと比べて、バッテリー持ちの良さを実感できるのではないでしょうか。
バッテリーの持ちが良いことは、スマートフォンの使い勝手に直結する非常に重要な要素です。バッテリー残量を気にすることなく、必要な時に必要なだけ使える安心感は、一度経験すると手放せません。半年使用しても最大容量100%を維持できているというのは、iPhone 16 Pro Maxのバッテリー自体の品質の高さと、わたくしの運用法が相まって得られた嬉しい結果だと感じています。
ストレージ容量:256GBモデルを半年使用、動画撮影のための賢い運用法
わたくしが購入したiPhone 16 Pro Maxの本体容量は256GBモデルです。スマートフォンのストレージ容量は、写真や動画、アプリ、音楽など、様々なデータを保存するために非常に重要です。わたくしはストレージ容量を圧迫しないように、インストールするアプリはできるだけ厳選しています。
メインで使用しているのは、LINE、X(旧Twitter)、Instagram、YouTube、そしてNetflixやPrime Videoなどの動画サブスクリプションサービスです。ゲームアプリなど、容量を大きく消費するものは極力インストールしないようにしており、どうしてもプレイしたいゲームがある場合は、クリアしたらすぐにアンインストールするようにしています。
しかし、わたくしがこのiPhone 16 Pro Maxを購入した最大の目的は、高性能なカメラによる動画撮影です。旅行先での風景、子供の成長記録、趣味の映像制作など、様々なシーンで動画を撮影しています。iPhone 16 Pro Maxは4K解像度での動画も撮影できるため、非常に高画質で美しい映像を記録できますが、その分、動画データは当然ながら本体容量をあっという間に圧迫します。4K 60fpsで撮影すると、わずか1分で数百MB〜1GB近い容量を消費することもあります。
そこでわたくしが実践しているのが、USB-C接続の外部ストレージに、撮影後の動画データをすぐに移動させるという運用方法です。iPhone 16 Pro MaxはUSB-Cポートを搭載しており、高速なデータ転送が可能です。わたくしはSanDisk製のポータブルSSDなど、コンパクトで高速な外部ストレージを使用しています。
撮影が終わった動画は、iPhoneに外部ストレージをUSB-Cケーブルで接続し、ファイルアプリを使ってすぐに外部ストレージへ移動させます。この方法を取り入れることで、iPhone本体のストレージ容量が動画データで圧迫されることはほとんどありません。撮りっぱなしにせず、こまめに外部ストレージにデータを逃がすことで、常に本体には十分な空き容量を確保できています。
その結果、私のiPhone 16 Pro Maxでは、半年間使用した今でも、常に150GB以上の空き容量を維持できています。256GBモデルとしては、かなり余裕のある状態と言えるでしょう。
参考までに、iPhone 16 Pro Maxで4K 30fpsの動画を撮影した場合、1分あたり約190MBの容量を消費します。単純計算すると、256GBの容量があれば約1300分(約21時間)の撮影が可能ですが、実際にはシステム領域や他のデータ(アプリ、写真など)も容量を消費するため、全てを動画撮影に使えるわけではありません。
それでも、常に150GBの空き容量があれば、約800分(約13時間)もの4K 30fps動画を撮影できる計算になります。これは、一般的な用途はもちろん、趣味としてある程度本格的な動画撮影を行う方にとっても、十分すぎる容量と言えるでしょう。もちろん、さらに高画質な4K 60fpsやProRes形式で頻繁に撮影する場合は、より多くの容量が必要になりますし、こまめなデータ移動は必須になります。
十分な容量があるとはいえ、いざという時に容量不足でシャッターチャンスを逃してしまったり、新しいアプリをインストールできなかったりといった事態は避けたいものです。そのため、今後も動画データをこまめに外部ストレージに移動させ、できるだけ多くの空き容量を確保する運用を続けていくつもりです。特に動画撮影をメインに考えている方は、本体容量と合わせて外部ストレージの活用も検討すると良いでしょう。
MagSafeの使い勝手:半年使って手放せない便利さと、唯一の弱点
わたくしはiPhone 16 Pro Maxの充電を、ほぼ全てMagSafe対応のワイヤレス充電で行っています。寝室にはMagSafe充電スタンド、デスクにはMagSafe充電パッドを置いており、帰宅したら充電器に置くだけ、というスタイルです。
ケーブルを抜き差しする手間がなく、iPhoneを充電器の上に置くだけでピタッと吸着して充電が始まるのは、一度慣れてしまうと手放せない手軽さです。特に、寝る前に暗い部屋でケーブルを探す必要がないのは、ちょっとしたことですが非常に快適です。デスク周りもケーブルがごちゃつかず、すっきりします。
ワイヤレス充電の最大のメリットは、やはり「非接触」であることでしょう。iPhoneを充電しながら使いたい時でも、ケーブルが邪魔にならず、手に持ったまま操作しやすいです。また、以前使用していたiPhoneで、充電ポートの接触が悪くなり、充電ケーブルが認識されにくくなった経験があるので、物理的な抜き差しが少ないMagSafeによるワイヤレス充電は、ポートの劣化を防ぐという意味でも非常にありがたいと感じています。
しかし、半年間使って感じたMagSafeの唯一の弱点があります。それは、USB-C接続の有線充電に比べると、充電速度が遅いことです。これがジワリと影響を受けます。
普段使いで寝る前に充電する分には、MagSafeの15W充電でも全く問題ありません。朝までには満充電(わたくしの場合は80%上限)になっているからです。しかし、「急いで充電したい!」という時には、どうしてもUSB-Cケーブルに手が伸びてしまいます。例えば、外出直前にバッテリー残量が少ないことに気づいた時など、短時間で少しでも多くの充電をしたい場面では、MagSafeよりも有線充電の方が圧倒的に早く充電できます。Appleも、MagSafe充電器の最大出力を15Wに制限しており、有線充電のような高速充電(対応アダプターを使えば20W以上)は期待できません。ここは、今後の技術革新に期待したいところですが、現状では有線充電との明確な差があります。
MagSafeの便利さを実感したのは、充電だけでなく、対応アクセサリーを使用した時です。特に、磁石でピタッとくっつくMagSafe対応のスマホリングは、半年間使ってみて本当に便利でした。
iPhoneの背面に簡単に取り付けられ、安定したグリップが得られます。動画を見たり、写真を撮ったりする際に、落下防止になるのはもちろん、手で持ったまま動画を視聴する際の安定感も格段に向上します。さらに、リングを装着したままMagSafe充電器に置くと、リングを装着したまま充電できる製品もあり(製品によります)、利便性が高いです。
しかも、MagSafe対応のスマホリングは、不要な時には簡単に取り外せるのが魅力です。充電する際や、ポケットに入れる際など、状況によって使い分けられるのが非常に便利だと感じています。従来の粘着式のスマホリングは一度貼ると剥がすのが大変でしたが、MagSafe対応ならその心配もありません。MagSafeは充電だけでなく、アクセサリーとの連携によって、iPhoneの使い勝手をさらに向上してくれる機能だと再認識しました。
Apple純正アクセサリーの使用感:完全ワイヤレスから有線イヤホンへ回帰
これまでは、自由度の高い完全ワイヤレスイヤホンを愛用していました。ケーブルの煩わしさから解放され、携帯性が高いのが魅力でしたし、ノイズキャンセリング機能なども重宝していました。しかし、最近、長距離の電車移動をする機会が増えるにつれて、完全ワイヤレスイヤホンのバッテリー持ちの短さが気になるようになりました。
特に、通勤時間が長くなり、移動中に動画を長時間視聴したり、音楽を聴いたりしていると、目的地に着く頃にはバッテリーがかなり減っており、帰り道で充電切れになってしまうこともしばしばありました。充電ケースを持ち歩けば解決するのですが、そのケースも充電が必要だったり、うっかり忘れてしまったりと、たまに面倒に感じていました。
そんな時、ふと目に留まったのがApple純正の有線イヤホン「EarPods (USB-C)」でした。「今さら有線か…」と最初は少し抵抗があったのですが、何よりも「充電する必要がない」という決定的なメリットに惹かれ、試しに購入して使ってみることにしました。
iPhone 16 Pro MaxのUSB-Cポートに直接接続するだけで使えるので、バッテリー残量を気にする必要は一切ありません。これは、長距離移動が多いわたくしにとって、想像以上にストレスフリーでした。バッテリー残量を気にすることなく、好きなだけ動画や音楽を楽しめる安心感は、有線イヤホンならではのものです。
EarPods (USB-C)には、最新のワイヤレスイヤホンのようなアクティブノイズキャンセリング機能は搭載されていません。電車の中など騒がしい場所では、周囲の音がある程度聞こえてきます。しかし、日常的な使用において、音質に特に不満を感じることはありません。音楽を楽しむのはもちろん、ポッドキャストやYouTubeなどの動画の音声も、しっかりとクリアに聴き取れます。
遮音性も、カナル型イヤホンほどではありませんが、インナーイヤー型としてはそこそこあり、電車内でもある程度の音量を確保すれば、周囲の騒音に邪魔されることなくコンテンツを楽しむことができます。耳へのフィット感も個人的には良く、長時間装着していても疲れにくいと感じています。
意外だったのは、EarPods (USB-C)に搭載されているマイクの性能です。オンラインでの会議や電話での通話で使用してみましたが、相手にクリアな音声を届けることができ、コミュニケーションに問題はありませんでした。iPhoneのマイクを使うよりも、口元に近いEarPodsのマイクを使った方が、より相手に声が届きやすいと感じる場面もありました。特に、咄嗟の電話に対応できるのは、ペアリングやバッテリー残量を気にしなくて良い有線イヤホンの強みだと感じています。
そして、何よりも驚いたのが、EarPods (USB-C)の価格です。Apple純正アクセサリーでありながら、比較的手頃な価格で購入できるため、コストパフォーマンスが非常に高いと感じています。完全ワイヤレスイヤホンのように数万円するわけではなく、手軽に購入できる価格帯でありながら、充電の手間から解放され、音質も日常的な使用に十分。さらに、マイク機能も備わっているとなれば、わたくしにとっては非常に満足度の高いアクセサリーと言えます。iPhone 16 Pro MaxのUSB-Cポートを有効活用できる点でもおすすめです。
カメラコントロールボタン:最初は戸惑ったが、今では手放せない「神機能」
iPhone 16シリーズで新たに搭載された「カメラコントロールボタン」。発表当初は、その配置や「半押し」といった独特の操作感に少し戸惑いを覚えた方もいるのではないでしょうか?わたくしもその一人で、従来のiPhoneにはなかった物理ボタンが側面に増えたことに対して、「本当に必要な機能なのかな?」と正直疑問に思っていました。
iPhone 16 Pro Maxを初めて手にした時、右側面の電源ボタンの下に新設されたこのボタンを見て、「最初は少し使いにくいかもしれないな」と感じたのが正直なところです。特に「半押し」でフォーカスをロックしたり、露出を調整したりといった操作は、これまでのスマートフォンのカメラ操作にはなかったもので、慣れるまで少し時間がかかるのではないかと予想していました。
「本当にこの小さなボタン一つで、様々なカメラ操作がスムーズにできるようになるのだろうか?」と、半信半疑だったのを覚えています。
しかし、半年間、毎日iPhoneのカメラを使ううちに、人間の適応能力は素晴らしいと改めて実感しました。最初は少しぎこちなかった指の動きも、いつの間にか自然になり、この小さなボタン一つで様々なカメラ機能を素早くかつ効率的に操作できるようになりました。今では、この「カメラコントロールボタン」は、わたくしにとって手放せない「神機能」と呼べる存在になっています。
このボタンの最大のメリットは、やはり写真撮影や動画撮影がスムーズに開始できることでしょう。ロック画面からでも、スリープ状態からでも、ボタンを軽く長押しするだけでカメラアプリが起動し、そのままボタンを全押しすればシャッターを切ったり、動画撮影を開始したりできます。この「瞬時にカメラ起動」できる機能のおかげで、これまで逃していたかもしれない決定的なシャッターチャンスをしっかりと捉えられるようになりました。
特に動画撮影時、画面をタッチして録画の開始・停止をするよりも、物理ボタンであるカメラコントロールボタンを使った方が、片手での撮影でも本体がブレにくく、より安定した映像を撮れると感じています。片手でiPhoneを持ちながら、親指でサッとボタンを押して録画開始、もう一度押して録画停止、といった操作が非常にスムーズに行えます。
また、半押し操作を使いこなせるようになると、さらに写真撮影の幅が広がります。被写体にピントを合わせたい場所で半押ししてフォーカスをロックし、そのまま構図を微調整してから全押しでシャッターを切る、といった操作が直感的に行えます。これにより、狙い通りの写真が撮りやすくなりました。ズームイン・アウトやモード切り替え(写真、動画、ポートレートなど)もボタンの長押しやスワイプ操作で素早く行えるため、画面を見続ける必要がなく、被写体に集中できるのも大きなメリットです。
このカメラコントロールボタンは、iPhone 16シリーズならではの新機能です。これまでのモデルには搭載されていないため、iPhone 16 Pro Maxを使う大きなアドバンテージの一つと言えるでしょう。最初は「慣れるまで時間がかかるかも…」と思っていましたが、実際に使ってみると、その便利さにすぐに気づかされました。今では、このボタンなしでiPhoneのカメラを使うのは考えられないほどです。iPhoneで写真や動画を頻繁に撮影する方にとって、このボタンは非常に価値のある機能だと断言できます。
Apple Intelligence:待望の日本語対応、現時点での実力は?
iPhone 16シリーズの発表時から大きな注目を集めていた「Apple Intelligence」。AppleのAI技術がiPhoneに深く統合されるということで、非常に期待していました。その日本語対応が、ついに2025年4月初旬に始まりました。わたくしも心待ちにしていた機能の一つです。
Apple Intelligenceには、様々な便利な機能が搭載されています。例えば、文章作成をサポートしてくれるツール、煩雑な通知を賢く要約してくれる機能、メールアプリ内で長文のEメールをタップすると内容を要約表示してくれる機能、会議や講義などで役立つ音声の録音と文字起こし機能、より自然な対話が期待される新しいSiri、そして、オリジナルの絵文字を作成できる「Genmoji」など、多岐にわたります。
ただ、正直なところ、これらの機能の中で、わたくしが普段あまり利用する機会がないツールについては、今回のレビューでは深く掘り下げていません。日々の生活で実際に触れた機能を中心に、率直な意見を述べたいと思います。
数あるApple Intelligenceの機能の中で、わたくしが最も興味を持っていたのは、やはり画像生成AIです。「iPhoneで一体どれくらいのクオリティの画像が生成できるんだろう?」以前からAIによる画像生成に興味があったわたくしは、iPhone上で手軽に試せるようになることに大きな期待を抱いていました。
また、自分や友人にそれとなく似ている似顔絵を生成する機能(Genmojiなど)も試してみました。もしかしたら、巷で話題の画像生成AIのように、意表を突くような面白くてアーティスティックな画像が作れるのではないかと、少しばかり想像を膨らませていたのですが
実際に試してみた現時点での結果は、残念ながらそこまでではありませんでした。生成される画像の画風は、個人的には少し独特で、可愛らしいテイストが多い印象を受けました。良く言えば「Appleらしい洗練された」画風、悪く言えば「個性が弱い」と感じるかもしれません。巷の画像生成AIのように、写実的な絵や、特定の画風を指定して生成するといった高度なことはまだできないようです。
もちろん、機能としては非常に興味深く、ちょっとしたアイデアを視覚化したり、SNSで使うオリジナルのスタンプやアイコンを作成したり、友達との会話のネタとして遊びで使うには面白いかもしれません。簡単なイラストが必要な時などには役立つこともあると思います。
しかし、現時点では、わたくしが日常的に何度も利用するような機能ではないと感じています。テキストから画像を生成する際の指示の自由度もまだ限られている印象です。今後のアップデートで、生成される画像のクオリティやバリエーション、そしてより高度な生成指示に対応するなど、機能が向上することに期待したいです。
その他のApple Intelligenceの機能についても、通知の要約やメールの要約などは、確かに便利そうですが、わたくしの普段の使い方の範囲ではまだその恩恵を強く実感する機会は少ないのが現状です。Siriの進化や文字起こし機能なども期待できますが、本格的に活用するにはもう少し使い込みが必要だと感じています。
鳴り物入りで登場したApple Intelligenceですが、現時点ではまだ「これから」の機能という印象が強く、その「すごい!」を実感する瞬間はあまりないかな。しかし、Appleは今後も積極的にAI機能を強化していくはずなので、長期的な目で見ればiPhoneの強力な武器になる可能性を秘めていると感じています。現状は、そのポテンシャルを感じつつ、今後の進化に期待して見守る段階ですね。
想像以上の進化!カメラと動画撮影、そして大画面の満足度
iPhone Pro Maxシリーズを選ぶ最大の決め手となるのが、その高性能なカメラ性能です。iPhone 16 Pro Maxも、歴代のiPhoneとして期待通り、いや、それ以上のカメラ性能でした。
わたくしがスマートフォンに求めるのは、専門的な知識や難しい操作なしに、カジュアルに素早く「きれい」な写真や動画が撮れることです。iPhone 16 Pro Maxのカメラは、その要求に完璧に応えてくれました。
写真撮影においては、以前のモデルと比べて、より自然なボケ感、細部の描写力、そして色の表現力が向上していると感じます。風景写真はもちろん、人物を撮影するポートレートモードも一段と美しく仕上がります。特に、光量の少ない室内や夜間でも、明るくノイズの少ない写真が撮れるようになったのは嬉しい進化です。
動画撮影に関しては、まさに驚くほど安定しており、プロのような映像が簡単に撮れるようになりました。手持ちで動きながら撮影しても、強力な手ブレ補正のおかげでブレが非常に少なく、ジンバルを使っているとまではいかないけど、滑らかな映像が撮れます。シネマティックモードも進化しており、背景のボケ具合を撮影後にも調整できるなど、表現の幅が広がりました。高画質でのProRes記録にも対応しており、編集の自由度も高まります。子供の運動会や旅行先でのVlog撮影など、様々な状況で活躍しています。
そして、Pro Maxならではの大画面。撮った写真や動画をすぐに高画質で確認できるのはもちろん、その場で簡単な編集作業をする際も、広い画面のおかげで非常に快適です。細部までしっかりと確認できるため、納得のいくまでクオリティを高めることができます。この圧倒的なカメラ性能と大画面の組み合わせは、まさに最強だと感じています。わたくしの「動画撮影をメインに使いたい」というニーズに、iPhone 16 Pro Maxは最高の形で応えてくれました。
もうバッテリー残量を気にしない!圧倒的な大容量バッテリー
これは先述のバッテリーの章でも詳しく述べましたが、改めて「買ってよかった」と感じる大きなポイントです。以前のiPhoneでは、外出先でバッテリー残量が気になり、常にモバイルバッテリーを持ち歩き、カフェなどで充電できる場所を探すのが日常でした。
しかし、iPhone 16 Pro Maxに替えてからは、そんな心配は無用になりました。圧倒的な大容量バッテリーのおかげで、朝から晩まで一日中、SNS、動画視聴、写真・動画撮影、ゲームなど、思いつく限りの用途で思う存分iPhoneを使っても、バッテリー切れの心配がほとんどありません。
特に、旅行や出張など、電源を確保しにくい場面でも、安心してiPhoneを活用できるのは本当に大きなメリットです。モバイルバッテリーの出番がほとんどなくなったことで、荷物も軽くなり、バッテリー残量を気にすることなく、目の前のことや目の前の人に集中できる実感があります。スマートフォンのストレスを大幅に軽減してくれる大きな効果だと思います。
一度使ったら手放せない!「カメラコントロールボタン」はまさに神機能
これも先述のカメラコントロールの章で詳しくレビューしましたが、iPhone 16 Pro Maxで最も感動し、「買ってよかった」と強く感じている機能の一つが、この「カメラコントロールボタン」です。
瞬時にカメラ起動: ロック画面からでも、スリープ状態からでも、ボタン一つで素早くカメラを起動できるため、シャッターチャンスを絶対に逃しません。子供のふとした笑顔や、移りゆく景色など、撮りたいと思った瞬間にすぐにカメラを起動できるのは、本当に便利です。
片手操作の進化: 特に動画撮影時、画面をタッチせずに録画の開始・停止ができるのは非常に便利。片手で安定した撮影が可能です。これは、iPhone 16 Pro Maxの大きなサイズを補ってくれる、非常に考えられた機能だと思います。
直感的な操作性: シャッターを切る、ズームイン・アウト、モード切り替えなど、様々な操作を物理ボタン一つで行えるため、画面を見続ける必要がなく、被写体に集中できます。これにより、より自然で、感情のこもった写真や動画が撮れるようになったと感じています。
最初は「本当に使うかな?」と思っていた機能ですが、今ではこのボタンなしでiPhoneのカメラを使うのは考えられないほどです。特に頻繁に写真や動画を撮る方にとっては、このボタンだけでもiPhone 16 Pro Maxを選ぶ価値があると言えるかもしれません。
半年使って「ここはイマイチ」と感じる点:期待外れだった点と価格への疑問
半年間、iPhone 16 Pro Maxをヘビーに使ってきましたが、残念ながら「ここはちょっとイマイチだな」「期待外れだったな」と感じる点もいくつかあります。特に、発表時に大きくアピールされていた新機能と、その価格に見合う価値があるのか、という点については疑問を感じています。
鳴り物入りの「AI機能」、その恩恵はどこへ?
iPhone 16 Pro Maxの発表時、最も注目を集めていた機能の一つが「Apple Intelligence」に代表されるAI機能でした。写真の編集をAIがサポートしてくれたり、文章作成を補助してくれたり、パーソナライズされた提案をしてくれたりと、様々な場面での活用が期待されていました。
しかし、リリースして半年間使用してみても、これらのAI機能を「すごい!」「革新的だ!」と感じる瞬間はほとんどありませんでした。例えば、文章作成補助機能を使ってみましたが、ChatGPTに慣れていたせいか、同じように定型的な言い回しが多く、自分で書くよりも時間がかかってしまったり、全く役に立たなかったりしました。パーソナライズされた提案機能も、以前からあるSiriの提案機能と大差なく、AIならではのインテリジェンスや、わたくしの行動を深く理解しているという感覚は得られませんでした。画像生成AI(Genmojiなど)も、先述の通り現時点では機能が限定的で、日常的に積極的に使いたいと思えるレベルではありませんでした。
もしかしたらわたくしがその恩恵を十分に活かせていないだけかもしれませんが、少なくとも一般的なユーザーとして日常的に使用している限りにおいては、「AIをウリにしていたのに、いまいちそのすごさが分からない…」と感じざるを得ません。期待していただけに、肩透かしを食らったような気分です。もちろん、これらのAI機能は今後のアップデートで改善されていく可能性はありますが、現時点では、この機能を目的としてiPhone 16 Pro Maxを選ぶほどの魅力は感じられませんでした。
革新的な進化が見られない?価格に見合わない機能
iPhone 16 Pro Maxは、歴代のiPhoneの中でも最高価格帯に位置するモデルです。わたくしが購入した256GBモデルでも、かなりの金額でした。それに見合うだけの革新的な機能や、他のスマートフォンにはない圧倒的な体験を期待していました。
しかし、半年使ってみて感じるのは、「確かに動作はスムーズになったけれど、劇的な進化はない」ということです。もちろん、カメラ性能やバッテリー持ちは向上していますが、それは順当な進化であり、価格が大幅に上がったことに対する納得感を得られるほどの「革命」とは感じませんでした。
例えば、ディスプレイも非常に綺麗ですが、他のハイエンドAndroidスマートフォンと比較して、目を見張るような新しい技術が搭載されているわけではありません。バッテリー持ちも向上しましたが、価格差を考えると、前のモデルでも十分に足りたのではないか?と感じてしまうこともあります。
結論として、「この価格を払って手に入れた価値はあったのか?」と自問自答すると、正直、疑問符がつきます。特に、前モデル(iPhone 15 Pro Maxや14 Pro Maxなど)からの乗り換えを強く勧めるほどの、明確な、そして革新的な魅力は感じられませんでした。もし前のモデルをお持ちであれば、無理に買い替える必要はないですね。
高価な買い物だっただけに、長く愛用したい気持ちはあります。しかし、現状の機能と今後の不透明さ(特にAI機能の進化速度)を考えると、数年後に満足して使い続けている自分の姿を想像することが難しいと感じています。もちろん、カメラは十分綺麗に撮れるし、USB-C接続できるのでデータの取り回しはラクです。これらの点は気に入っていますが、全体として見たときに、価格に見合うだけの「革新」があったのか、という点については、イマイチだと感じています。
結論:半年使った私が【今】iPhone 16 Pro Maxを買うのはアリ?ナシ?
さて、半年間iPhone 16 Pro Maxをみっちり使い込んできたわたくしが、冒頭の問いである「今からiPhone 16 Pro Maxを買うのはアリ?ナシ?」にお答えしたいと思います。
わたくしの結論としては、
【今からiPhone 16 Pro Maxを買うのは…】
「特定のニーズがある人にとってはアリ、それ以外の人にとってはナシ、あるいは待つべき」
です。
もう少し具体的に解説します。
iPhone 16 Pro Maxを買うのが「アリ」な人
スマートフォンで動画撮影を頻繁に行う人: iPhone 16 Pro Maxのカメラ性能、特に動画撮影時の手ブレ補正や画質は、他のスマートフォンと比較しても頭一つ抜けています。カメラコントロールボタンも非常に便利で、これを活用したいなら間違いなくアリです。
バッテリー持ちを最重視する人: 大容量バッテリーは期待通り、いや、期待以上の持ちの良さです。一日中充電を気にせず使いたい、モバイルバッテリーを持ち歩きたくないという方には最高の選択肢です。
最新モデルを常に持ちたいというこだわりがある人: 新しいものが好きで、常に最新の技術や性能を体験したいという方であれば、満足度は高いでしょう。
MagSafe対応アクセサリーを積極的に活用したい人: MagSafe充電や対応アクセサリーとの連携は非常に便利です。MagSafeエコシステムに深く入り込みたい方にはおすすめです。
USB-Cポートでの高速データ転送や外部ストレージ接続を活用したい人: 動画データの取り回しなどでUSB-Cポートを頻繁に使う人にとっては、作業効率が格段に向上します。
iPhone 16 Pro Maxを買うのが「ナシ」あるいは「待つべき」な人
価格を重視する人: iPhone 16 Pro Maxは非常に高価です。価格に見合うだけの革新性や、劇的な変化を期待すると、正直がっかりするかもしれません。コストパフォーマンスを重視するなら、他の選択肢(型落ちモデルや他のスマートフォン)を検討すべきです。
現行のiPhoneで特に不満を感じていない人: iPhone 14 Pro/Pro Maxや、それ以降のモデルをお使いで、特に動作速度やカメラ性能、バッテリー持ちに大きな不満がないのであれば、無理に買い替える必要はありません。劇的な進化は少ないため、買い替えても「前のモデルでも十分だったな…」と感じる可能性があります。
AI機能に過度な期待をしている人: 現時点でのApple Intelligenceはまだ発展途上です。「AIが何でもやってくれる!」と過度に期待していると、肩透かしを食らうかもしれません。AI機能が本格的に成熟するまで待ちたいという方は、次のモデル以降を検討する方が賢明かもしれません。
コンパクトなスマートフォンを求めている人: Pro Maxモデルは非常に大きいです。片手での操作性は正直悪く、手が小さい人にとっては物理的な負担になる可能性があります。コンパクトさを重視するなら、無印モデルやProモデルの方が適しています。
わたくし自身は、動画撮影をメインに使いたいという強い希望があり、バッテリー持ちの良さも求めていたため、総合的には「買ってよかった」と感じています。特にカメラコントロールボタンは、わたくしの動画撮影スタイルに革命をもたらしてくれました。
しかし、正直なところ、AI機能については期待外れでしたし、その高価な価格に見合うだけの「これまでにない革新」を感じたかと言われれば、首を傾げてしまいます。もし動画撮影という明確な目的がなければ、前のモデルや他のスマートフォンでも十分に満足できたかもしれません。
今回のレビューが、あなたのiPhone 16 Pro Max購入の判断材料になれば幸いです。