CMカットをマウス操作だけだと苦痛
多くの地デジTSファイルを録画しているとCMカットは単純でメンドクサイ作業です。数個のファイルなら頑張ればなんとななりますが、何十個、何百個となると気が遠くなりやる気が失せてしまいます。(そのままゴミ箱入り)せっかく録画して溜め込んだ動画ファイルなら有効活用したいところです。
CMカットは手間がかかりすぎる
CMカットはTMPGEnc Editor 3で他のフリーソフトと比べてだいぶラクになりました。でも30分の番組でも5・6回はCMが入ります。以前紹介したキーフレームを使ったCMカットでわりと簡単にCMのおおよその位置がつかめますがどうしてもマウスをカチカチクリックする必要があります。どうにかマウスのクリック回数を減らせないか考えてみました。
TMPGEnc Editorには多くのショートカットキーがある
TMPGEncには多くのショートカットキーが準備されています。細かい操作までもショートカットキーが準備されています。コレを使わない手はありません。
ショートカットキーを効率的に使うには
多くのショートカットキーが用意されているのはいいのですが、何かキーを押しながら別のキーを押すようにショートカットキーを押すのもちょっと手間ですよね。ショートカットキーを指一本で使えるようになれば大きく負担は減ります。
テンキーはお手軽なショートカットキー
そこでオススメしたいのはテンキーです。テンキーは安価で家電量販店で簡単に手に入ります。テンキーはおよそ手の平くらいの大きさなのでキーアクセスが楽です。テンキーにショートカットキーを割り当てればいいわけです。
頻繁に使う操作
CMカットで頻繁に使う操作をまとめました。人によって使い方は様々ですが、私の場合以下の9つ
- 始点の指定
- 終点の指定
- カット
- やり直し
- キーフレームの読み込み
- キーフレームの書き込み
- 次のキーフレーム
- 前のキーフレーム
- ESC
ショートカットキーをテンキーに割り当てる
テンキー割り当てはAutoHotKeyというソフトを使います。このソフトの機能はキー割り当てを変更したり一連の操作をマクロのように登録して操作負担を軽減できるソフトです
AutoHotkey - Free Mouse and Keyboard Macro Program with Hotkeys and AutoText
AutoHotKeyの設定
インストール後にタスクバーからAutoHotKeyのアイコンを右クリックして「Edit This Script」をクリックします。テキストファイルが開かれるので以下を追記して保存します。
;-----------------------------------
; Ten Key Assignment (NumLock OFF)
;-----------------------------------
NumpadIns:: ^z ;
Return
NumpadDel:: Del ;
Return
NumpadEnd:: ^Left ;
Return
NumpadDown:: ^x ;
Return
NumpadPgDn:: ^Right ;
Return
NumpadLeft:: [ ;
Return
NumpadClear:: Del ;
Return
NumpadRight:: ] ;
Return
NumpadHome:: Esc
Return
NumpadUp:: ^l ;
Return
NumpadPgUp:: ^s
Return
あとは「Reload This Script」をクリックしてスクリプトを有効にします。
テンキーの機能
このスクリプトを有効にすることでテンキーに以下の機能が割り当てられます。全てNumLockがオフの状態のみ有効です。
- 始点の指定: 4キー
- 終点の指定: 6キー
- カット: 5キー
- やり直し: 0キー
- キーフレームの読み込み: 8キー
- キーフレームの書き込み: 9キー
- 次のキーフレーム: 3キー
- 前のキーフレーム: 1キー
- ESC: 7キー
マウスとテンキーを併用することで極端に時間短縮ができるようになると思います。お試しあれ。
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