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今度のバージョンアップでタイムライン編集モードが搭載されました、編集機能の売りの一つに「クリップ間トランジション機能」があります。「クリップ間トランジション機能」とは一つの動画と別の動画を繋ぎたい場合、つなぎの部分にエフェクトを加えて、視聴者に場面が変わりましたよと認識させる効果や、場面の移り変わりを豪華にする効果があり、ホームビデオ編集には欠かせない機能の一つです。タイムライン編集ソフトとして後発なTMPGEncですが、このあたりはどのような使い勝手でしょうか。ちょっとレビューしてみました。
使い方
別々の動画ファイルを同じレイヤーに並べます。動画ファイルはエクスプローラーから直接ドラッグして追加できます。ちなみに画像にある動画ファイルはMTSファイルでサポート外と表示されましたが、きっちり追加することができました。ファイルはソニー製コンデジ DSC-HX5Vで録画した1920x1080 60fpsのAVCHDファイルなのですが表示では1440x1080 29.97fpsになっています。確かにサポート外のファイルのようです。別のレイヤーでトランジション効果を加えることはできません。必ず同じレイヤーに動画ファイルを追加しましょう。
次に動画をドラッグして重ねあわせます。ドラック操作なので細かいトランジション時間を決めることができません。細かい重なり時間を調整しようとした場合、やりようとしては最初の動画の長さを調べて次の動画の始まる時間を手打ちでズラしておくのがいいと思います。このあたりはアップデートで改善してほしいところです。
重なった部分にだけトランジション効果を加えることができます。重なった部分をダブルクリックします。
トランジション効果を選択できます。PowerDirectorなどの編集ソフトと同じようなトランジション効果は一揃いあるような感じです。ここで動画のつなぎ目に加えたいトランジション効果を選択します。
タイムラインの見た目には特に変わりはありませんがトランジション効果が追加されています。プレビューで再生させると効果を確認できます。ディゾルブなど動きの激しいトランジション効果はプレビューでは表示できないかもしれません。CUDAデコード機能など比較的高性能なグラフィックボードが載っていれば、きっちり表示されるかもしれません。ちなみに私のグラフィックボードはTMPGEnc動作保証外のローエンドグラフィックボード8400GSです。そろそろCUDAエンコード用に買い替えようかな。