生活が便利になるブログ

マイスクラップブック

TMPGEnc Video Mastering Works 5 地デジTSファイルのMP4変換 CBR (固定ビットレート)での最適化

TMPGEncのエンコーダーがx264対応になったのですが、設定を4.0 XPressから移植しただけなので再度チューニングを予定しています。x264エンコード結果の確認と最適なチューニングを目的として今回はCBR (固定ビットレート)での最適設定を調査してみたいと思います。




エンコード基本設定
映像: MPEG-4 AVC, 1440x1080, 29.97 fps, CBR (固定ビットレート)
音声: MPEG-4 AAC Low Complexity, 48000 Hz, ステレオ, 128 kbps
映像ソースは地デジ録画したTS MPEG2ファイルを使います。解像度は1440x108を使っています。
その他のエンコード設定は上記画像を参照してください。エンコード形式はMPEG4 AVCメインプロファイルLevel 4.2です。主にPS3で再生可能でより高画質になる設定を使っています。

地デジTSファイルのMP4にはCBRで7000kbpsが必要


上記はビットレートと画質、容量、エンコード時間の関係を並べたものです。

画質はおよそ6000kbpsでノイズが目立つようになります。最低7000kbpsは必要になるように思われます。

エンコード後の容量は7000kbpsで元動画のサイズに比べておよそ51%まで圧縮されます。

エンコード時間は使用PCの環境に依存する傾向があるので参考にならないかもしれませんが、Athlon X2 Dual-Core 5050e(2.5GHz)で90secのソースどうがに対して7000kbpsでおよそ7.5倍のエンコード時間が必要です。だいぶ前のCPUなので高速なCore i7等を使うとかなり改善すると思います。どのくらいの時間がかかるか知りたいところです。VBR平均ビットレートで設定では2PASS固定なのに対して、CBRでは1PASS固定になるのでエンコード時間の短縮には向くと思います。

ビットレート設定とエンコード後のビットレート

下記にビットレート設定とエンコード後のビットレートのグラフを表示しています。固定ビットレートといっても完全に固定ではなく若干の変動はあるみたいです。しかし、平均ビットレートは設定値に対して、ほとんど一緒です。これは、TMPGEnc 4.0 Xpressの時と同様です。

CBR 12000kbps

CBR 10000kbps

CBR 8000kbps

CBR 7000kbps

CBR 6000kbps

CBR 4000kbps

  • B!

おすすめ記事