YouTubeライブを、もっと見栄えのある画面で配信してみたくないですか?
Streamlabsは、そんなこだわりのライブを配信するためのアプリです。しかし、基本的に英語なので日本人には設定がちょっとむずかしいです。
そこで今回はStremalabsを使ってYouTubeで高画質配信するための設定方法を紹介します。
動画で解説
2018/07/12 追加
https://www.youtube.com/watch?v=Yh_vNS_0xQI
Streamlabs OBSとは
最近はYouTubeやtwitch等で、ゲームのライブ配信が活発で人気があります。
サイト「Streamlabs」では配信者の為に、数多くのツールを提供しています。
例えば配信中に視聴者がチャンネル登録したときに、配信画面に「○○さんがチャンネル登録しました」「○○さんがスーパーチャット」といったような「アラート」機能。チャットのコメントを配信画面に表示する「チャットボックス」。通常それらを各配信アプリで設定する必要がありますが、無料で使えるOBSに最初から組み込んで簡単に使えるようにしたのが、Streamlabs OBSです。
今回はこのアプリを使ってYouTubeで高画質配信するための設定と配信方法を紹介します。
OBS StudioとStreamlabs OBSとの違い
Streamlabs OBSはOBS Stuidoをベースにゲーム実況を配信するために特化したOBS Studioです。
OBS Studioの機能はそのままに、コメント表示、登録者通知、スーパーチャット表示等のゲーム実況で便利な機能を内蔵しているので、すぐに使うことができます。
ゲーム実況ならStreamlabs OBSがオススメなんです。
Streamlabs OBSのダウンロード
Stremalabsのサイトにアクセスします。
Streamlabsにログインします。
サイトにはTwitch, YouTube等のアカウントを使ってログインできます。
例としてYouTubeアカウントからログインします。
ログインするアカウントを選びます。
「許可」を選択します。
サイトにログインできました。
画面左上の「Download Beta Streamlabs OBS」をクリックしてファイルをダウンロードします。
Streamlabs OBSのインストール
ダウンロードしたファイルをインストールします。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
「同意する」をクリック。
インストール先を選んで「インストール」を選択。
インストール中。しばらく待ちます。
インストールが完了しました。
「完了」をクリックします。
高画質YouTube配信用の設定
ここではYouTubeで高画質配信する設定方法を紹介します。
ここで言う高画質は1920x1080 60fpsで、エンコードにはGPU(私の環境ではGTX1050Ti)を使用し、CPUの負担を軽くするようにしています。
Streamlabs OBSを開いてウィンドウ右上の歯車アイコンをクリックして設定画面に入ります。
YouTubeアカウントでログインすれば基本的にここの設定は自動で設定されます。
手動で設定する場合は、「Stream」を選んで、「Stream Type」は「ストリーミングサービス」。
「サービス」は「YouTube / YouTube Gaming」。
「サーバー」は「Primary YouTube ingest server」。
「ストリームキー」はYouTubeの「クリエイターツール」→「ライブストリーミング」→「基本情報」→「エンコーダーの設定」→「ストリーム名 / キー」の文字列をコピーします。
Outputを設定します。細かく設定したいので「Output Mode」を「Advanced」にします。
GPU GTX1050Tiを使ってエンコードしたいので「Encoder」は「NVENC」を設定します。
レートは安定的にデータを送信したいので「CBR」を選択します。
ビットレートは「9000」を選択します。
キーフレームは「2」にします。
Outputの続きです。Profileは「high」。
レベルは「4.2」にします。
Videoを設定します。
Base Resolutionは「1920x1080」に設定。
Output Resolutionは「1920x1080」に設定。
Base ResolutionはStreamlabs OBS上での解像度で、Output ResolutionはYouTube側での配信画面の解像度のようなイメージです。
配信する画面を設定していきます。
「SOURCES」の「+」をクリックします。
PCゲーム配信だと「Game Capture」、キャプチャーボードやWebカメラの画面だと「Video Capture Device」、ウィンドウだと「Window Capture」を選択します。
例として、Webカメラを追加します。
「Video Capture Device」を選択して「ADD NEW SOURCE」をクリックします。
追加したいデバイスを「デバイス」から選んで「DONE」をクリックします。
YouTube配信の開始方法
例としてゲームキャプチャ画面を追加しています。この状態でウインドウ右下の「GO LIVE」をクリックすると配信が開始されます。
配信開始後に「LIVE」タブをクリックすると、
誰がチャンネルを登録したか、どんなコメントを流れているか、配信画面のプレビュー画面、現在の視聴者数等が表示されます。
配信を終わりたい場合は画面下に表示される「END LIVE」をクリックすると配信が終了します。