チコピー=伝達力
商品を売る場合、お客様のハートをキャッチしないと商品は見向きもされません。商品が物や情報であってもそれは変わらないと思います。たとえ商品を売る立
場に無い人でも自分をアピールする場面は誰でもあると思います。そのような場合、商品を自分自身に置き換えることで自分自身の個性・特徴・売りを整理し主
張する手助けになるのではないかと考えました。キャッチコピーは商品の良さと必要性を伝えることができる、大切なコミュニケーションツールであり伝達手段
だと思います。商品は物・情報・サービス・人と様々です。キャッチコピーの作り方をうまく応用して主張できるようになることが狙いであり目的です。
このエントリーでは「売り上げがドカンと上がるキャッチコピーの作り方」竹内謙礼(著)日本経済新聞社をベースに咀嚼し組合せた
キャッチコピーの作り方を
7つのステップでご紹介したいと思います。
Step1:商品条件を
一覧にする
・一日10食しか作れない
・素材から選び抜かれた食材
・調理は、もちろん手作り
・有名中華料理店で修行した料理人が調理する
・エビチリ
商品の情報を一覧表示します。多いほど良いと思います。その中から本当に伝えたいことを厳選するため優先順位をつけたほうがいいでしょう。ここで一覧をつ
くることでお客が望むこと、自分が伝えたいことがマッチしなかった場合のフィードバックに使えます。
Step2:条件からと
りあえず作ってみる
「一日10食。素材選びから調理まで全て手が込んでて、有名中華料理店で修行した料理人が作るエビチリ」
多少もたついた文章でもかまいません。とりあえず文を作りましょう。
Step3:ブロックに
分ける
「一日10食。/素材選びから調理まで全て手が込んでいて/有名中華料理店で修行した料理人が作るエビチリ」
3つのブロックに分けます。4つ以上のブロックの場合は他の言葉と結合・代替して3つのブロックにします。
キャッチコピーに必要な3つのブロック
・お客に気づいてもらう(惹き)
・商品の優位性を伝える(特徴)
・商品に興味を持ってもらう(説明)
Step4:各ブロック
を「強い言葉」に変換する
「一日10食限定/素材から調理まで厳選した/本場中国仕込みのエビチリ」
それぞれのブロックを「強い言葉」に置き換えます。
「強い言葉」とは
・インパクトのある言葉
・イメージしやすい言葉
・響きが良い言葉
「強い言葉」を作るには「弱い言葉」を基準にして「強い言葉」を見つける
・売れています!(弱い)
・スゴイ売れてます!(少し強い)
・メチャメチャ売れてます!(強い)
・売れて売れて困ってます!(ものすごく強い)
Step5:もう一段階
「強い言葉」に変換する
先着10名限定/厳選されたホンモノの食感/ぷるんぷるんのエビチリ
ここで再度強い言葉に変換します。ここで同じ動作を入れている理由は強い言葉を使うことに抵抗がある場合、言葉の広がりが見込めない為です。ここでは具体
的に、オリジナルの言葉、イメージが湧く言葉、インパクトにある言葉であるかを検証・改善していきます。
Step6:自分で読ん
でチェックする/他人に読んでもらってチェックする
「先着10名限定!厳選されたホンモノの食感/ぷるんぷるんのエビチリ」
自分で読んでいて伝えたいことが伝えられるかどうか、恥ずかしくても他人に読んでもらって新たな「気づき」を得ます。「気づき」は改善する上でやってみな
いとわからない自分だけの貴重な情報です。これは自身の成長を助けるだけでなくて本当のノウハウになります。より良いアイデアを生む為の手がかりとなりま
す。
Step7:実際に
キャッチコピーを使って効果測定を行う
実際に使うことでもっと多数の反応と効果測定結果を得ます。
商品であれば売り上げということになります。
ここで効果が得られない場合、うまく伝えられていない、心に響いていない、必要性が伝えられていない等の原因が考えられます。
Step1で書き出した商品条件・特徴で再度Step7までやってみましょう。