先日のGoogle I/OでAndroid 4.1が発表されました。日本で発売されている端末は通常、新OSガ発表されてから通常半年以上遅れてアップデートがリリースされます。(もちろんアップデート対応がされる場合に限ります)しかし、ドコモのGALAXY NEXUS(SC-04D)はAndroidのリファレンス端末なのでいち早く新OSを試すことができます。(ドコモにとっては非公式なアップデートなので保証範囲外です)私が3月に入手したドコモGALAXY NEXUSはアップデートに失敗して文鎮化していたのですが、無事にAndroid 4.1が導入できたので手順を記録しておこうと思います。
文鎮化の状態
端末起動直後で白黒画面のGoogle文字と錠前マークの状態から先に進まない
ブートローダーは立ち上げられる(↑↓キーを押しながら電源ボタンで起動する)
CWMは起動できる 。操作もできる
ファイルの準備
基本的に手順は下記サイトを参考にさせてもらいました。
Galaxy NexusにAndroid 4.1 Jelly Bean ROMを導入してroot取得 | NexusDays
下記のファイルをダウンロードしておきます。
- bigxie_JRN84D_rooted_busybox_deodexed.zip
http://goo.im/roms/fabolous/maguro/bigxie_JRN84D_rooted_busybox_deodexed.zip
http://minus.com/mzDX1IrjJ/ - SuperSU (CWM-SuperSU-v0.89.zip)
http://goo.im/roms/fabolous/maguro/CWM-SuperSU-v0.89.zip - radio.img (CWM-RADIO-i9250-JB.zip)
http://www.mediafire.com/?gh52iny0ytm1fka
ファイルの転送
文鎮化していないGALAXY NEXUSならPCに繋いでファイル転送ができるのですが、GALAXY NEXUSはPCに繋いでも端末内の情報の読み込み、書き込みができません。外部microSDカードスロットも無いのでmicroSD経由でファイルを送ることもできません。そこでADBコマンドを使ってコマンドラインからファイルを送ることにしました。端末をPCで認識させてADBコマンドが有効になるまでの手順がちょっと手間がかかりました。
ブートローダーアンロック
既にGALAXY NEXUSのアンロック済の方には不要の手順です。
Android SDKのインストール
ADBコマンドを使えるようにするために必要です。
GALAXY NEXUS用のCWM ADBドライバのインストール
CWM経由でファイル転送をするのでドライバを導入しておきます。
CWMに入る
CWMを起動させるステップで参考にさせてもらいました。
ファイル転送
CWMでファイル転送するにはADBコマンドを直で打ちました。
下記サイトの『デバイスにファイルをコピーする』項を参考にしました。
adbを使いこなす Tech Booster
やりかたを真似てCWM時に下記3つのコマンドを打ち込みます
- adb push bigxie_JRN84D_rooted_busybox_deodexed.zip /sdcard/
- adb push CWM-SuperSU-v0.89.zip /sdcard/
- adb push CWM-RADIO-i9250-JB.zip /sdcard/
ROM導入・root取得
CWM(ClockworkMod Recovery)を起動して『install zip from sd card』から下記の順番で先ほど転送したファイルをインストールします。
- CWM-RADIO-i9250-JB.zip
- bigxie_JRN84D_rooted_busybox_deodexed.zip
- CWM-SuperSU-v0.89.zip
あとはシステムを再起動するとAndroid 4.1の導入は完了です。
ロック画面がちょっと変化。白花火っぽくなっています。全体的に操作がぬるぬるサクサクになっています。いい感じですよ!期待しちゃいます!
設定から端末情報に入るとAndroidバージョンが4.1になっていることがわかります。文鎮が最新OSになりました!
Androidバージョンを何度もタップしているとイースターエッグのJELLY BEANが登場します。JELLY BEANはあまり好きなお菓子ではないのですが期待しちゃいます。