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効率的に地デジTS動画CMカット!TMPGEnc Editorでキーフレームを使う!

久々にTMPGEnc Editor 3の話題です。一つ悩ましい問題が解決したので紹介します。TMPGEnc Editor 3で簡単にフレーム単位で地デジTSファイルのCMカットができることは以前紹介しました。大量のCMカット対象動画を抱えている人向けの解決方法です。今回はその作業をキーフレームを使って効率的に実施する方法を紹介します。

大量の地デジCMカットは辛い

PT1/2や、その他TS動画で録画可能な機器をを使って地デジをPCで録画している人は多いと思います。録画したTS動画のCMカットはちょっとめんどくさいですよね?私の場合はシリーズものの番組を録画して後日まとめてCMカット編集をしています。1週間毎だとそんなに負担にならないのですが、忙しくて作業を先延ばしにしていると、いざまとめて編集しようとするとファイル数は2桁3桁になっています。ファイル数を見ただけでやる気が失せてしまいます。

CMカット作業を効率的に実施するには?

私の場合CMカット作業で一番メンドクサイのはCMの場所を探す作業です。特に最近はCMが4:3のアスペクト比ではなくワイド画面だったりするのでちゃんと見ておかないと間違って本編をカットしてしまいます。CMの場所を自動で判定してくれればいいのに・・・

キーフレームを使う

CMの自動判定機能はTMPGEnc Editor 3には搭載されていません。しかし他の方法でおおよそ代替が可能です。それがキーフレームです。キーフレームとはDVDでいうところのチャプターど同様の機能です。つまり動画の特定の時間に目印を付ける機能のことです。これを使いましょう。シリーズものの番組の場合およそCMの位置は決まっています。そこにキーフレームを設定しておきます。TMPGEnc Editor 3の優れているところはキーフレームの情報をファイルとして保存できるところです。保存されたキーフレーム情報は別の動画でも使い回せすことができます。同一シリーズの動画を開いてキーフレームを使えばおよそCMの時間へショートカットできるようになります。これだけでも作業時間が短縮され効率的に作業ができます。

実施例

それでは実際にどういった作業になるのか説明していきます。まずはTS動画をTMPGEnc Editor 3で開いて編集画面を開きます。

次にCMと本編の境目にキーフレームを設定します。CMと本編の境目に合わせたら画面左の旗アイコンをクリックするとキーフレームが設定されます。
キーフレームが設定された場所には目印が付きます。スライドバー下の小さい点がキーフレームの場所です。
画面左にはキーフレームが設定されたサムネイルが表示されます。ここをダブルクリックすることで指定のキーフレームにショートカットすることができます。
キーフレムだけを保存するにはメニューから「キーフレーム情報をファイルに保存する」を選択します。ショートカットキーで「Strl + S」でも同じことができます。
キーフレームを読み込む
逆に別のTS動画を開いてキーフレームを再利用することができます。ショートカットキー「Ctrl + L」でキーフレームファイルを読み込むことができます。CMの位置はピッタリ一緒と言う場合ほとんどありませんが、SMの位置を探す手間は省けます。キーフレームまで飛んであとはマウス操作で微調整という作業が効率的です。
キーフレームのショートカット
キーフレームにはショートカットがあります。
「Ctrl + →」:次のキーフレーム
「Ctrl + ←」:前のキーフレーム
次回はCMカット作業を更に効率的に実施する方法を紹介したいと思います。

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