ドコモが発表した通話定額の「カケホーダイ」凄い勢いで契約者数を増やしているようです。確かに通話定額は魅力的です。たった2,700円(ガラケーは2,200円)で通話し放題になるのは今までに無いサービスです。でもそれはケータイを通話メインで使っている人に限った話です。通話メインで使わずにデータ通信メインで使っている人にとっては値上げになります。
それなのに、サービス開始からおよそ一ヶ月で500万契約突破しています。ドコモの契約回線数が6310万、ざっくり8%くらいが1ヶ月で通話定額に加入したことになります。凄い勢いで加入者を増やしています。
カケホーダイ契約数の推移
- 2014年4月10日 カケホーダイ発表
- 2014年5月15日 事前予約開始
- 2014年5月25日 予約数120万件
- 2014年5月末 サービス開始直前200万契約
- 2014年6月1日 サービス開始
- 2014年6月10日 300万契約
- 2014年7月5日 500万契約
- 2014年7月6日 510万契約
私は、これはケータイを通話をメインに使っていて通話料が気になっている人が一時的になだれ込んでいるのではないかと思っています。こんなのは長くは続きません。
これまでドコモXiの基本料金は780円でした。これが2,700円に大幅値上げです。パケット代が家族で分け合える「パケットシェア」は10GB、9,500円が最低でも必要です。でもこれは高すぎます!
安い維持費で「待ち」!
多分ドコモだけでなくau、ソフトバンク共に通話定額の導入で通話定額の契約数は増えるでしょう。でもそれはほとんどの場合、今まで使っている人が契約変更をする場合が多いのではないかと思います。しかし、ずっと伸び続けるわけではありません。そもそも各社横並びの料金体系ではシェアを奪うことはできません。必ず「キャンペーン」を仕掛けてくるはずです。おそらくは、3月に異常事態となったMNP優遇の端末代の大幅値引き、高額キャッシュバックの復活、通話定額の割引あたりがまた復活するのではないでしょうか。それまでは維持費の安い旧料金体系で維持して待ちではないでしょうか。
ガラケーで契約するのもアリ!
高い高い言っても通話エリアが広いドコモの通話定額は魅力的です。データ通信はMVNOでなんとかするけど通話定額は持っておきたいという人も多いハズ。私もそうですが、通話用のケータイとデータ通信用のスマホの2台持ちです。そのほうが通信料金が抑えられます。しかもドコモの通話定額はガラケーだと2,200円/月で使えます。スマホだと2,700円/月なので500円安く通話定額が使えます。ガラケーはスマホに比べると安く入手できます。この際、ドコモのガラケーを手に入れて通話定額ガラケーとMVNOスマホの2台持ちをはじめてみませんか?